
サバイバルオーディション番組から生まれた11人組グローバルボーイズグループ・INIが、3枚目のアルバム『THE ORIGIN』の発売を記念して『女性セブン』にカムバック! 許豊凡、高塚大夢(高は正しくははしごだか)、松田迅の3人にインタビューを実施し、年々勢いを増す彼らの魅力を深掘りした。

最近、沼っている(ハマっている)ことは?
高塚「ホットタオルです。寝る前に顔を温めるだけなのに、思っていた以上に気持ちよくてハマっちゃいました。ぼく、サウナも好きなんですけど、体を温めるのは心身ともにリラックスできるなと改めて感じました」
松田「ダーツにハマっていて、ついに自宅にダーツ台まで買っちゃいました! たくさん練習しているので、最近は狙った付近に投げられるようになりました。刺さったときの音が気持ちいいんですよ」
許「最近、体を鍛えているのですが、その一環ではじめたランニングが楽しいです。毎日、脂肪が燃焼し始める20分間くらいを目安に走っています。このおかげで、体のコンディションが整いました!」

MINII(ファンの愛称)もまだ知らない意外な一面を教えて
高塚「実は食べ物の好き嫌いが多い。特に野菜が苦手なのですが、メンバーの前では平気なふりをしていて。お店で頼んだ料理に薬味がついていたときは『別に食べられるけど、食べたいならどうぞ』みたいな顔して譲りました(笑い)」
松田「小さい頃から納豆が大好きです! お米と一緒に食べるのが好きだけど、納豆単体でも全然いけます。小学生の頃、晩ごはんの時間までがまんできないときは、納豆で小腹を満たしていました」

『THE ORIGIN』収録曲のなかで、お気に入りは?
高塚「『Non-Stop』は、歌い出しを担当しているので思い入れがあります。最近はやっているUKガラージのビートで、個人的に好みのテンポなんです。INIとしても、いままでにない曲調に挑戦できました」
松田「自分が作詞に参加した『What A Night』です。ぼくは、夜に聴くようなチルな曲が大好きなのですが、この曲もまさにそんな雰囲気。好みの曲で作詞に初挑戦できたので、楽しんで書けました」
許「作詞に参加をさせてもらった『Pineapple Juice』は、さわやかなサマーソングなのでこれからの季節にぴったりです。歌詞のなかには、年始に一人旅で行ったタイの思い出をそのまま入れ込んだ部分もあります」

自分のアピールポイントは?
許「知的なところ…なのかな? 最近は、情報番組に出演したりと仕事に生かせる機会も増えてきました。デビュー以降、遠ざかっていた勉強にふたたび取り組めているのも楽しいです。よい機会をいただきました」

豊凡のスーツ姿は格好よくて見とれちゃう!
──隣にいるメンバーの“沼ポイント”を教えてください!

松田:大夢は考え方が素敵だし知的。話していると、自分の語彙力まで上がった気がします。
高塚:ほんとー? そんなことないよ。語彙力高そうと思われているのはうれしいけどね。豊凡も、それこそ知的だしトーク力も抜群。それだけでも沼るけど、いちばんは不定期レギュラー出演している『DayDay.』(日本テレビ系)で見せるスーツ姿ですね。すごく格好いいから、見とれちゃうはず。
許:ありがたすぎる…! 今日も朝、『DayDay.』に出演してから取材に来ました。
高塚・松田:おつかれ〜!
許:そして迅は、ステージ上での全身全霊をかけたパフォーマンスが素晴らしい。セクシーで、パワフルで、ダイナミックで。
松田:うわ、うれしっ!
許:静止してるときも美しいんですよ。ぜひぜひ注目してほしいです。
松田:語彙力あるなぁ、2人とも…。

INIは前向きな意見が積極的に出る
──では、そんな3人に共通点はありますか?
高塚:ちょっと難しいよね?
松田:“3人とも”、語彙力があって頭がいいところじゃないですか?(笑い)
高塚:はははっ(笑い)!
松田:大夢と豊凡は、一人旅が好きっていう共通点があるけどね。
許:あ、そうですね。
松田:ぼくは一人でいるときに何かハプニングが起きたらどうしようって不安で。行きたい気持ちはあるけど行けてないんだよね。「この前、一人で海外に行ってきた」という話を2人から聞くと、すご!って思うよ。

高塚:ハプニングすら楽しむ感じだね。
許:ぼくもそんな感じ。新しい体験をするのが好きだから。
高塚:迅も、行ってみたらどこでも楽しめそうだけど。強運だから、何が起きても結局大丈夫そうだし。
松田:たしかにね。気が向いたら行ってみようかな…? またいろいろ教えて!

──結成してまもなく5年目。改めて、どんなときにINIでよかったと感じますか?
松田:なんてことない瞬間に思いますよ。休憩中、みんなでごはんを食べているときとか。
高塚:あとはラジオの収録中にも。他愛のないトークでも意思疎通ができて、掘り下げたい話題で盛り上がることができる。その瞬間、まとまっているなって。
許:それに、最近は意見を言い合う場面も増えてきました。どれも「グループをよくするために」と考えている前向きな意見ばかり。そういう言葉が積極的に出るINIは、いいグループだなと思いますね。

撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリング/RIKI YAMADA ヘアメイク/梶原莉奈、Sayaka、西村純菜(MASTER LIGHTS) 取材・文/松本まゆげ
※女性セブン2025年6月26日号