
地元の人たちに愛されるご当地スーパーは、品質にこだわった美味の宝庫! 物価高の時代でも集客はやまず、常に賑わいを見せている。そんな地元愛あふれるご当地の美味をお取り寄せ。自宅にいながら全国各地の食に触れ、旅気分も味わえる!
地元で人気の味を追求し“愛され商品”が誕生!
ここ数年、ご当地スーパーの商品は「食材やおいしさにこだわる高品質のものが多いです」と、全国ご当地スーパー協会 理事長の菅原佳己さん。
「最近は自分たちにしかできない手作りの味に価値を見出し、オリジナル商品の開発に力を注ぐご当地スーパーが増えています。地元の希少な食材を使い、ご当地で愛される味を追求する開発力には脱帽です。ぜひご当地食をお取り寄せして、現地を訪れた気分で、“地元の食卓”を楽しんでみてください」(菅原さん)
【愛知県】ダイワスーパー「八百屋の作る本気のフルーツサンド」
累計販売数350万個突破!ゴロッとジューシーすぎて口福。

家業のスーパーを継ぎ、青果担当となった3代目・大山皓生さんが、青果店の強みを生かしたフルーツサンドを作ることを決意。カフェ展開も行い、行列のできる店に。

◆ダイワスーパー https://358daiwa.com/
【山形県】エンドー「冷凍げそ天セット」
イカしたサクサク食感一度沼るとヤミツキ必至!

山形では蕎麦に添える“げそ天”。3代目・遠藤英則さんが、家族経営の小さな商店の起死回生を賭けてげそ天を売り出すと、SNSなどで広まり大ヒット! 店では約11種類の味があり、1日200食分を揚げる日も。


◆エンドー https://gesoten.stores.jp/
【神奈川県】スズキヤ「スズキヤ自家製おつまみ煮豚セット」
冷蔵庫に常備したい!ホロッと崩れる至高の煮豚。

豚肩ロースをしょうゆだれで煮込んだ逸品。
「コトコト煮込んだ煮豚はホロホロ崩れる食感がたまりません。おかず、晩酌のお供、炒飯の具材と、冷蔵庫にあると無敵」(菅原さん・以下同)

◆スズキヤ https://suzukiyaec.official.ec/
【福岡県】ダイキョーバリュー「窯焼豚足」
毎回200本完売!石窯で焼くから“カリふわ”食感に。

大鍋で豚足を約3時間半じっくり煮込んでから窯焼きに。

「家ではオーブンで表面をバリッと焼いて。パリパリの皮、とろとろの身で止まりません。さっぱりした特製甘酢だれで味変も」

◆ダイキョーバリュー https://daikyo-plaza.shop-pro.jp/
【沖縄県】Jimmy’s「特別飼育ハーブ鶏ガーリックチキン」
ボリューム満点!しっとりチキンににんにくがたっぷり。

『Jimmy’s』はアメリカを感じる沖縄のスーパー。

「アメリカのデリといえばチキンの丸焼き。沖縄県産特別飼育ハーブ鶏『ピュアやんばる』を丸ごと一羽使い、香ばしく焼いたデリカメニューNo.1です」
◆Jimmy’s https://shop.jimmys.jp/
【香川県】春日水神市場「季節の農薬不使用野菜セット 10品目」
フレッシュで元気いっぱい!人気農家の野菜を詰め合わせ。

農薬不使用野菜の露天商から、オーガニック野菜を扱う人気スーパーに。
「栽培期間中に農薬や化学肥料を使わずに育てた野菜は力強くて元気! 味も濃厚」

◆春日水神市場 https://www.suijin-ichiba.shop
【岩手県】キクコーストア「遠野ジンギスカン Aセット」
絶品ジンギスカンはバケツコンロで豪快に!

遠野市ではバケツ型のコンロでジンギスカンを焼いて食べるのが名物。羊肉は手切りで丁寧に加工する。「これは一生物の南部鉄器の鍋付き。次回からは肉だけ注文できます」


◆キクコーストア https://store.shopping.yahoo.co.jp/kikuko-store/
【岩手県】マルコシ商店「三陸産 生うに(牛乳瓶1本分)」
ふわっととろける極上の生うには三陸の海からの贈り物。

昭和43年に鮮魚店として創業。

「岩手の生うには牛乳瓶入りが定番。5月になると生うに漁の“口開け”(漁解禁)が始まり、朝獲れのうにを瓶詰めにしてお届け。自然のままのふわっとした極上の味わいで、これを食べると長生きできそう!」
◆マルコシ商店 https://www.marukoshi-iwate.com/
【新潟県】ショッピングセンターのぐち「3種の漬け魚セット」
銘酒・八海山の酒粕で漬けた“新潟尽くし”の銀鮭。

「こだわりの銀鮭を地元の銘酒・八海山の酒粕や越後みそで漬け込みました。新潟人がいちばんこだわる米との相性も抜群です」


◆ショッピングセンターのぐち https://www.rakuten.co.jp/noguchis/
https://store.shopping.yahoo.co.jp/n-manpuku/
◆教えてくれたのは:一般社団法人 全国ご当地スーパー協会 理事長・菅原佳己さん

専業主婦から47才でスーパーマーケット研究家に。全国のご当地スーパーを行脚して、地元の日常食を発掘し、魅力を発信している。
撮影/田中宏幸、五十嵐美弥 調理/好美絵美 スタイリング/中村弘子 取材・文/岸 綾香
※送料は別途かかる場合があります。在庫状況は各スーパーのURLからご確認ください
※女性セブン2025年6月26日号