
「現在開催中のデビュー45周年を記念したコンサートツアーは毎公演満員御礼で、9月には日本武道館で追加公演を行うことが決定するなど、松田聖子さん(63才)の勢いはとどまるところを知りません。先日、そんな彼女のコンサート会場に南野陽子さん(58才)の姿がありました。しかも終演後には楽屋に入っていって……。これまであまり交流のなかった2人だけに、一体なぜ?と驚きました」(芸能関係者)
1980年に『裸足の季節』でデビューすると、数々のヒット曲を生み出しトップアイドルに上り詰めた聖子は、いまなお芸能界の第一線を走り続けている。6月21日には武道館で公演を行い、自身が持つ武道館での女性アーティストの最多公演数を130に更新した。
「代表曲ともいえる『青い珊瑚礁』から始まり、『赤いスイートピー』や『SWEET MEMORIES』など人気曲を次々と披露しました。ファンが曲をリクエストし、即興で応える恒例のコーナーも大盛り上がりで、節目の公演だったからか、終始ノリノリでしたね」(音楽関係者)
一方の南野は、聖子に遅れること5年、1985年に『恥ずかしすぎて』でデビューすると、透明感のある歌声や清楚なルックスで「正統派アイドル」として人気を獲得した。
芸能界に飛び込んだ理由について南野はこれまで、「聖子さんに憧れていた」と語っていた。

「聖子さんの楽曲も聞き込んでいたようで、神田正輝さん(74才)と共演した映画『菩提樹 リンデンバウム』(1988年)の撮影のときに、当時、聖子さんの夫だった神田さんの目の前で思わず『赤いスイートピー』を口ずさんでしまい、『しまった!』と思ったこともあったそうです」(前出・芸能関係者)
とはいえ芸歴5年の差は大きいのか、正統派アイドルという共通点はあれど、これまでの表立った絡みは歌番組での共演程度だという。
だからこそ、南野が聖子のコンサート、しかも楽屋を訪れていたことに関係者は驚きの声をあげたのだ。
「南野さんは“推し”のコンサートを堪能しに来ただけではありません。彼女は今年がデビュー40周年で、7月からメモリアルツアーが控えているのですが、そのツアーのスタッフが聖子さんのスタッフと同じなんです。その日は、スタッフと演出などの打ち合わせをするために楽屋を訪れたんだとか。
どうやら聖子さんから直接助言をもらったわけではなさそうですが、彼女のコンサートを見た直後の打ち合わせですから、影響される部分はあるでしょうね。なにせ“お揃いのスタッフ”ですし。もしかしたら、聖子さんをオマージュした演出などがあるかもしれませんよ」(前出・芸能関係者)
聖子の放つ輝きはいまでも後輩を虜にしているようだ。
※女性セブン2025年7月17日号