ヨーグルトベースなので、果物との相性も抜群だ。
「今の時期はりんごが旬なので、角切りにしたりんごを入れるといいですね。シナモンをかけるとよりおいしくなります」(森崎さん)
この食べ合わせには、前述した美容・健康効果に加え、がんの予防効果もある。
西台クリニックの済陽貴穂院長が語る。
「リンゴ酸には細胞の代謝を活性化させエネルギーを維持して、がん化を防ぐ効果が。腸内環境を整えるヨーグルトと一緒に摂取することで、リンゴ酸の吸収を促進させてくれます」
また、前出の水谷院長のおすすめは、バナナを混ぜることだという。
「バナナに含まれるカリウムは塩分の排泄を促すので、減塩効果が期待できるのです」(水谷院長)
厚労省が推奨する成人女性の1日あたりの塩分摂取量は7g未満。対してご飯・みそ汁・納豆・焼鮭・漬け物という、典型的な日本の朝ご飯に含まれる塩分量は6g。例えば毎日の朝食をバナナ入りマシュマロヨーグルトに置き換えれば、大きな減塩生活に結びつく。
身近な食材で体を軽く、健康に。さっそく今日から試してみて。マシュマロとヨーグルトのほかにも、健康や美容にいい意外な食べ合わせをご紹介!
わかめ+レモンで糖尿病予防
「血糖値を上昇させるGI値が低いのがわかめ。レモンにもGI値を下げる効果があります。わかめを食べるときはレモンを絞ってください」(済陽院長)
鮭+ブロッコリーで美肌
「鮭には抗酸化作用が強力で、美容サプリメントの成分としても人気のアスタキサンチンが豊富に含まれています。ブロッコリーに含まれるビタミンCはその吸収を助けるのでベストな組み合わせ。さらにブロッコリーにはシミやホクロのもとになるメラニン色素の合成を抑える働きもあります」(済陽院長)
羊肉+みそでダイエット
「ダイエットのために代謝を上げるにはL-カルニチンを多く含む羊肉がベスト。ただし羊肉はくせが強いので調理には工夫が必要です。おすすめがみそ漬け。くさみをとり、みその発酵効果で消化吸収を促進します」(管理栄養士の伊達友美さん)
春雨+とろろ昆布で便秘解消
「春雨には非水溶性の、とろろ昆布には水溶性の食物繊維が多く含まれているので、両方を同時に摂れば腸がスッキリ。春雨スープにとろろ昆布を入れれば、手軽においしく食べられます」(伊達さん)
※女性セブン2017年11月9日号
【関連する記事をチェック!】
●【便秘改善レシピ】すっきりおいしい「キウイのヨーグルトドリンク」
●石原さとみや藤原紀香ら美肌女優が実践!「腸活」の3大要素
●サンドイッチ、寿司、寄せ鍋など…意外と太る!食べ合わせ5組
●食べて便秘を改善!【痩せる食べ方Q&A】腸内環境を整える食べものは?
●【痩せる食べ方Q&A】ダイエット中のおやつ、食べるなら何時?