いくら運動をしても、体重と下腹ぽっこりがそのままで、くびれができない!
そんな悩みを抱えるアラフォー編集・Iが、2週間、本気で「ライザップ(RIZAP)」に挑戦。その結果、体重は2.15kg減、体脂肪率は2.8%減を実現し、ウエストは−4.2cm、ヒップは−4.4cm、太ももは−2cm、と気になる部分がだいぶ引き締まった。
今回は、効果あり!と評判の「糖質制限」についてご報告。
内臓脂肪レベルもダウン!5つのルールで食事をコントロール
私の体は体重57.45gのうち、筋肉は40.00kg。基礎代謝量は1240.0kcalで、担当してくれた「ライザップ」のパーソナルトレーナー、伊藤佑さんによると代謝レベルは比較的高い状態とか。ただし、体脂肪率は25.90%なので、もっと減らしたい感じ…。
「糖質(ブドウ糖)は体を動かすエネルギー源のひとつ。これを摂取すると、血糖値が上がり、インスリンが分泌されます。このときに、糖質はエネルギーとして消費されるのですが、余ると体内で脂肪に変換されてしまうんです」(伊藤さん。以下「」同)
さらに体脂肪の燃焼が後回しになってしまうので、ダイエット中は糖質の摂取量を抑えるのが大切なのだとか。伊藤さんの指導の中で、特に守るように心がけたのは、次の5つ。
【1】パンやごはんをはじめとする主食を抜く
【2】根菜類をはじめ、「糖質」が多めの野菜もカット。
【3】おかずは「たんぱく質」メインに
【4】毎日、水を2リットル飲む
【5】食事の量は、朝食30%、昼食50%、夕食20%の割合に
2、3年前に自分なりの”ゆる糖質オフ”で5か月10kg減を達成した経験がある私。とはいえ、主食の糖質抜きは初めて。また、1日2リットルの水を飲むのはけっこうツラいかも…。
と、思いつつも、とりあえず、言われたことは全て実行してみることに。さらに、伊藤さんはダイエット効果を上げる食材を紹介してくれた。
【朝食】主食にヨーグルト。鮭とアボカドがベストの組み合わせ
【主菜】
鮭(サケ)、鯖(サバ)、鶏肉
【サラダ】
アボカド、オクラ、小松菜、ブロッコリー、ほうれん草、水菜
【副菜】
きのこ、豆腐、納豆、めかぶ、もずく、ゆで卵、わかめ
最近の研究によると、日本人の体内時計は24時間10分とか。つまり、意識的にリセットを図らないと、体内時計がズレていき、肥満や鬱などの原因にもなるという。伊藤さんによると、朝食に鮭を摂取するのがオススメ。
「特に『DHA』や『EPA』を含む魚には、脂肪燃焼や代謝アップの効果が期待できるので、ダイエット中に最適。加工食品はむくみの原因となる塩分や、避けたい糖質を含んでいる可能性があるので、塩焼きやお刺身など、なるべく調理をしていない状態で食べましょう」
中でも鮭をアボカドと食べると、代謝に加え、美容への相乗効果も期待できるとか。朝から固形物を摂取すると、消化器系を活性化できるので、代謝アップにも◎。ちなみに、アボカドは1日2分の1個が適量。
【実際に食べたのは…】
普段の朝食はパンと卵かサラダ。まずはパンをギリシャヨーグルトに置き換え。そして1日の30%分を摂取することを意識して、鮭や鯖の水煮缶、サラダチキンなどを加えたサラダか、卵を落とした海藻類たっぷりのあごだしスープを加えた。時間がある週末には、アボカド半個にポーチドエッグをのせたものに。