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三浦友和と百恵さんが見据える今後の暮らし、親バカでも“バカ親”にはなりたくない…息子たちに迷惑をかけず、ふたりきりの最期を送るのにふさわしい終の棲家探し 

今後の暮らしを考える三浦友和と百恵さん(2024年1月)
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スクリーンからそのまま飛び出してきたような大物夫婦が誕生してから今年で45年。愛息たちは芸能界で居場所を見いだし、初孫にも恵まれた。充実したシニアライフを送るふたりが見据える今後の暮らしとは。

百恵さんとの老後生活に言及

「3年ぶりに出演した連続ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)が終わり一段落した三浦友和さん(73才)は、映画を見たり趣味の陶芸に打ち込んだりと悠々自適な日々を過ごしているようです」(芸能関係者)

9月公開の映画『遠い山なみの光』では、主人公の義父役として円熟の演技を見せているという友和。1972年に20才でデビューしてから半世紀あまりが経った。

「最近、身近な人が亡くなることが増えて老後や死について深く考えるようになり、私生活でも心境の変化が起きてきたようです」(前出・芸能関係者)

友和は6月23日発売の『週刊文春WOMAN』2025夏号で、妻の百恵さん(66才)との老後について次のように明かした。

《終の棲家というのを、そろそろ探らなきゃいけないんだろうな》

山も谷もありながら、一緒に幸せな家庭を築いてきたふたりは、“その先”に静かに視線を向けている──。

2匹の愛犬と亀を飼っている(2024年1月)
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歌手として一世を風靡し人気絶頂にあった1980年、百恵さんは友和との結婚を機に21才という若さで芸能界を引退した。そして1984年に長男の祐太朗(41才)を、1985年には次男の貴大(たかひろ・39才)を出産し、専業主婦として家族を支えた。

「貴大さんが大学進学時に、祐太朗さんが2008年の歌手デビューのタイミングでそれぞれ家を出ると、自宅は夫婦だけに。百恵さんは趣味のドラマ・映画鑑賞を楽しんだり、キルト制作にいそしむようになりました。

1年に1作のペースで作品を仕上げていて、この春のキルト展に出品した、花柄をベースにしたパステルカラーの新作タペストリーには、いまの穏やかな暮らしぶりが映し出されているようでした」(三浦家の知人)

一緒に犬の散歩に行ったり買い物に出かけたりと、絵に描いたようなおしどり夫婦のふたりが、長く生活の拠点としてきたのが東京・国立だ。

「新婚時に住んでいた高輪のマンションから国立に引っ越したのは1987年頃のことでした。中学高校時代を国立で過ごした友和さんは、静かで落ち着いた街の雰囲気を気に入っていたようで、いずれは国立に住むことが夢だったそうです。『子供は緑と土のある静かな環境で育てたい』という百恵さんの希望にもぴったりだったので、引っ越しを決めたといいます」(前出・三浦家の知人)

ローンを組んで200坪ほどの敷地を購入し、憧れの地に一戸建てを建てたふたりだが、順風満帆とはいかなかった。二枚目俳優路線から伸び悩んだ友和は仕事に恵まれず、泣く泣くマイホームを手放そうとした時期もあったという。

「危機に直面しても百恵さんは肝が据わっていて、友和さんを『月10万なら10万円の、1000円なら1000円の生活をすればいい』と鼓舞してくれたそうです。

その後、友和さんは好青年のイメージを逆手にとった二面性のある役柄のオファーが増え、自宅売却の危機を乗り越えました」(前出・三浦家の知人)

百恵さんは地元のキルト教室に40年近く通い続けるなど国立ライフを満喫。祐太朗は2020年に「国立市観光大使」に就任し、三浦家はすっかり国立の“顔”になっている。

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