小栗旬、ハリウッドのリベンジはグローバルな大作で Netflix『ガス人間』で気合十分、スタッフ200人分のジャンパーを自腹で配布 7時間の打ち上げをキャッチ

白いシャツにネクタイ、ベージュのジレを合わせたトップスに、ワイドデニムでカジュアルダウンさせた独特なコーディネートは、小栗旬(42才)のスタイルのよさを際立たせていた。
8月中旬、都内の高級ホテルでNetflixの大作ドラマ『ガス人間』の打ち上げパーティーが開かれた。同作は『ゴジラ』の生みの親である本多猪四郎監督 が手がけた1960年の伝説的特撮映画『ガス人間第一号』を現代版に作り直したリブート作品。小栗とともに出演する蒼井優(40才)も、その夜、パーティーに参加していた。
2人は2012年にラジオドラマで共演しているものの、実写作品に限ると、2001年のドラマ『青と白で水色』(日本テレビ系)以来24年ぶりだ。
「2009年の小栗さんの主演映画『TAJOMARU』のヒロイン役の筆頭候補として蒼井さんの名前が挙がったことがありましたが、スケジュールの都合から実現しなかったそうです。年齢も2つ違いでほぼ同世代の実力派俳優同士、再び共演したいという思いはお互いあったようですよ」(芸能関係者)
小栗の意気込みは並々ならぬもので、「スタッフ200人分のオリジナルジャンパーを自腹で作って配った」(ドラマ関係者)というほどだ。

今回の『ガス人間』では、韓国の著名なクリエーターが共同で脚本を執筆した。小栗はこの10月から配信されるNetflixのドラマ『匿名の恋人たち』でヒロイン役の韓国人女優、ハン・ヒョジュ(38才)と共演。同作も韓国の制作スタッフが多数参加した作品だ。
「小栗さんは2021年公開の映画『ゴジラvsコング』で念願のハリウッドデビューを果たしましたが、語学力の問題など、本人が“悔しさの方が大きい”と後にインタビューで語るほどのほろ苦いものでした。
ただ、同時に“このままでは終われない”という思いはずっと持ち続けていたようです。ハリウッドのリベンジは、今回のようなグローバルな作品でしかできないと考えているのでしょう。その“傷を癒す”作品に、蒼井さんがいるのは小栗さんとしても心強かったはずです」(別の芸能関係者)
その感謝が表れたのだろう。夜7時に始まった冒頭の打ち上げは、2次会に場所を変えて深夜3時近くまで7時間以上におよんだ。帰路につく小栗の顔には充実感が浮かんでいた。
※女性セブン2025年9月4日号