
8月23日、秋篠宮佳子さまが大阪・関西万博を訪れた。一時は日帰り弾丸のご訪問ということもあり、異例の厳戒警備体制が敷かれることに一般客が懸念を示しているような報道もあったが、蓋を開けてみたら大きな混乱もなく、佳子さまが回られた4つのパビリオンやギャラリーを追体験したい!という声も聞こえるほど。では、実際に佳子さまがどんなスポットを訪れたのか、紹介してまいりましょう!

「日本館」で触れる! 世界最大級の「火星の石」
佳子さまが最初に訪れたのは日本館。ここの見どころは佳子さまもご覧になった「火星の石」。南極観測隊が昭和基地から350キロ離れたやまと山脈付近で発見されたもので、今回展示されているものは世界最大級の火星隕石だという。日本館では他にもこの火星の石のかけらに触れることのできるコーナーもある。

参加型イベントが盛りだくさんな「ギャラリーeast」
次に訪れたのはギャラリーeast。ガラス張りのこの展示場では期間中、さまざまなイベントが行われている。8月22日から24日まで行われていた「TEWAZA LIVE IN BANPAKU」では、佳子さまが参加された津軽塗の研ぎ出し体験のほか、越中福岡の菅笠の豆笠づくり体験、京くみひものくみひもキーホルダー製作体験などが行われていた。残念ながら現在は終わっているが、今後も「触って!弾いて!学ぼう!日本の楽器」(9月2日から4日まで)など、期間限定のイベントがたくさんある。

「ブラジル館」はサンバのリズムで無料配布を狙え!
次はブラジル館。ここは事前予約なしでもOKなパビリオン。館内は森をイメージした空間になっていて、サンバが流れている。佳子さまがご覧になっていたのは伝統的なマントのパランゴレに、日本の羽衣を組み合わせた展示「パランゴロモス」。ポンチョ風の衣装で、花や鳥、昆虫などが描かれた12種類があり、どれもカラフルなデザイン。しかも、不定期で無料配布しているから、手に入れられた人はラッキーかも!

「ペルー館」で美食の国の料理を目で味わおう!
ペルー館のテーマは「無限の可能性」。アンデス山脈や古代遺跡の大迫力な映像があなたを待っている。そして近年は「美食の国」としても注目を集めるペルー。佳子さまは日本とペルーの文化が融合した料理で、ゆでたタコにオリーブオイルやアボカドのソースをかけて食べる「プルポ・アル・オリーボ」の調理デモンストレーションをご覧になっていた。ペルー館も事前予約不要。無料、先着制の調理デモや試飲が行われているので、ペルーの食体験ができるかも!







撮影/雑誌協会代表取材