
9月6日、悠仁さまは19才の誕生日を迎えられ、誕生日当日から9月10日までの5日間にわたり、男性皇族が成年を迎えたことを内外に表明する『成年式』の行事が行われる。しかし、8月28日には、紀子さまの表情を翳らせるような発表があった。“類例を見ない結婚”から4年ぶりの帰国が期待されていた小室眞子さんが、成年式を欠席することが宮内庁から正式に告知されたのだ。
「宮内庁は《小室夫妻に招待状を送ったものの、遠方で暮らしており小さな子どもがいることを理由に、夫妻は出席を辞退した》と明かしました。さらに《秋篠宮ご一家は小室さん一家の幸せを願っていて、別の機会にご家族でゆっくり過ごす時間を持つことができたらと思われている》と、一歩踏み込んで発表したのです」(皇室ジャーナリスト)
“小さな子どものため”との理由が明かされたとはいえ、悠仁さまの慶賀の場を実姉が欠席する意味は重い。
「成年式は、元皇族も含めた親族が一堂に会するに値する儀式です。実際、陛下の成年式には昭和天皇の四女で、すでに結婚し皇籍を離脱していた池田厚子さんも夫とともに参加しました。式の重要性は眞子さんもよくご存じのはず。それにもかかわらず出席されないというのは、それだけ帰国に抵抗感があるということで、改めて秋篠宮ご夫妻との“断絶”が垣間見えました」(皇室記者)

結婚にあたって強い意思を貫いた眞子さんを、とりわけ大切に思われてきたのが美智子さまだ。眞子さんは美智子さまにとって初孫で、幼い頃から手作りのプレゼントを贈ったり、共にご静養に行かれたりと溢れんばかりの愛を注がれてきた。そのお気持ちは皇室が結婚騒動に揺れた時期も変わらず、渡米直前、最後の挨拶に訪れた初孫を美智子さまはそっと抱きしめてから送り出された。
「それから4年の月日が流れ、上皇ご夫妻はともに90才の卒寿を迎えられています。けがや持病により体調が万全とはいえないなか、元気なうちに眞子さん、そしてひ孫の顔を見たいという思いをお持ちのはずです」(前出・皇室記者)
しかし、美智子さまの願いが叶うのには高いハードルがある。
「眞子さんは結婚式を挙げることなく、ご家族とも“けんか別れ”のような形で渡米しました。もし、眞子さんが帰国のタイミングを窺っているなら、成年式は絶好のチャンスだったのです。それすらスルーしたわけですから、もう日本へ帰る気持ちはないのでしょう。もちろん“祖父母孝行”したい気持ちはあるはずですが、それ以上に結婚騒動でできたご両親との溝が深く、埋めがたいものなのです」(前出・皇室記者)
※女性セブン2025年9月18日号