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《愛子さまと佳子さま「違った万博コーデ」》母・雅子さまを彷彿とさせた愛子さまの「パンツスタイル」と「小物遣い」で復興への祈りを込めた佳子さま

差し色使いに個性と心遣いが! ドット柄ワンピースの華麗な佳子さま

公式訪問されたブラジルやペルーのパビリオンも視察され、「訪問中のことを思い出して、身近に感じます」と笑顔で話されていた。
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8月23日には、佳子さまが日帰りで大阪・関西万博会場にお出ましになった。白地×黒のドット柄ワンピースというのは、柄物のワンピースとしては定番スタイル。直近では7月25日に静岡県御殿場市で行われた「第59回全日本高校馬術競技大会」の開会式や、9月16日に陸上の世界選手権東京大会を観戦された際にも、同柄のワンピースをお召しになっている。

短いスパンでも印象が全く異なって見えるのは、佳子さまの小物遣いのセンスによるもの。“万博コーデ”では、赤いベルトでウエストマークをして、ハンドバッグ、パンプス、イヤリングもすべて赤色で統一。その差し色使いに巷では、公式キャラクターの“みゃくみゃく”のカラーを意識されたのでは!?という声もあがるほど注目を集めた。

天然うるし珠が目を引くイヤリング。
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小物の中でも特に佳子さまらしい心遣いが感じられたのが、イヤリングだ。このイヤリングは、“身につける伝統工芸”をテーマに輪島塗職人とアクセサリーを作って販売している石川県輪島市のヌシヤ株式会社がオンラインで販売しているもの。日本工芸会の総裁を務める佳子さまは、能登半島地震によって輪島塗が深刻な被害を受けていることを気にかけられていて、今回の視察で「日本館」を訪れた際には「その後の輪島はいかがですか」と尋ねられる場面もあった。

佳子さまが着用されたイヤリングは、ヌシヤ株式会社の公式インスタグラムによると升井彩さんという職人が手掛けたもので、「天然うるし珠ピアス/イヤリング(漆珠10mm)」という名称で現在も販売されている。気になるお値段は、税込み5500円とリーズナブル。これなら佳子さまと同世代の女性たちも手が届く範囲の価格帯と言えるだろう。佳子さまが着用したアイテムは“佳子さま売れ”と呼ばれるほど人気を博すことが多いが、このイヤリングにも購入希望者が殺到。“佳子さま売れ”は、能登半島地震で深刻な被害を受けた輪島の復興支援にもつながっている。

「日本館」では伝統工芸品“津軽塗”の製作体験ブースを訪問。その後、輪島塗の大型地球儀が展示されている「夜の地球EarthatNight」も見学された。
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写真/JMPA

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