
ソロプロジェクト零として新曲『Crisis』をリリースする川村壱馬(THE RAMPAGE)が大好きな花をテーマにして撮り下ろし。たくさんの花の中から川村が選んだのは「トルコ桔梗」「アマランサス」「ピンクガーベラ」。1つ1つ花言葉の意味を理解しながら花を選んでいると、自然と笑顔があふれてきて――。

人を助けられるようなものをやりたかった
――新曲『Crisis』の歌詞には《皆が皆敵に見えて》《何もかもに疲れた》《火が消える日曜午後に》など、刻々と“最期”が迫っていることが感じられます。なぜこのテーマで制作を?

「実は今回コラボした(THE RAMPAGEのメンバー)YAMASHOさんもぼくも、それぞれ近い人を亡くした経験があって。2人で曲を作るなら、人を助けられるようなものをやりたかったんです。
もっと言うと、ぼく自身2年前に活動休止をしたことがありましたけど、正直あのときはすべてにうんざりした時期でもあったし、そういうどん底に落ちた経験が何回もあるんですよ。だから本当にしんどい人たちにも、自分事として寄り添って、踏みとどまるきっかけになればと思いました」

――川村さんにとって“生きる”ってどんなことでしょうか?
「失敗と選択と成長の連続。仲間、ファン、家族のため、世の中をよくするために闘うところは闘います。ぼくの愛は重いです(笑い)」

花好きの川村壱馬に聞いてみたい3つの質問
【Q1】花が好きな理由は?
「シンプルに美しいものが好きなんです。それぞれ花言葉があるところも、見た目の美しさもあいまって好き。それに愛情を込めて世話をすると元気に長持ちするでしょう。これって植物だけじゃなく人間にも通じること。生命を感じられるんですよね」

【Q2】特に好きな花は?
「“永遠の愛”という花言葉を持つ桔梗です。2ndシングル『My Precious One』のジャケット写真に使うくらい好きですね。ただ、桔梗を知ったのは漫画『犬夜叉』や『家庭教師ヒットマンREBORN!』の好きなキャラクターの名前だったことがきっかけ。調べたらすごく素敵な花で、漫画先行で好きになりました(笑い)」

【03】今日の花を使った撮影はどうでしたか?
「たくさんの種類から選ぶのが楽しかったですし、アマランサスに“終わりのない愛”という意味があることを知れて発見でした。ピンクガーベラの“崇高な愛”もいいですね。いただいたお花は家に飾ります。意味がわからなくても飾ることもあります(笑い)」
■デジタルシングル 零×YAMASHO『Crisis』
SpotifyやApple Musicなど各配信サイトでリリース中。YouTubeチャンネル「零/L.E.I.」でもMV公開中。
ヘア&メイク/oya スタイリング/吉田ケイスケ フローリスト/caco(fram) 取材・文/辻本幸路
※女性セブン2025年10月30日号