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《『踊る大捜査線』映画最新作》趣里が新キャストとして登場、産後2か月足らずの超スピード復帰で織田裕二の“相棒”に 深津絵里、柳葉敏郎は不在か

産後2か月足らずの超スピード復帰

 織田が最後まで懸念していたのが、恩田すみれ役を演じる深津が出演するか否かということだったという。

「すみれは、『THE FINAL』で青島を助けるためにバスで倉庫に突っ込み、生死がはっきりしなかった。ただ、昨年のスピンオフ作品ですみれが生きていることが明かされたのです。これによって、『N.E.W.』に深津さんが登場するのではないかとファンの期待は高まっていました」(別の映画制作関係者)

 しかし、深津といえば、出演作品を慎重に選ぶことで知られている。

「深津さんは脚本を読んで、自分が納得いく作品でなければ出ない人。今回も、フジテレビ側の熱烈なオファーがあったものの、撮影には参加しないと聞いています。もしかしたらサプライズ的な演出があるのかもしれませんが……」(前出・テレビ局関係者)

 一方で、新作にはすみれを彷彿とさせる“新キャラ”が出てくるという。

「青島とともに捜査に当たるサポート役の女性刑事が登場します。演じるのは、趣里さん(35才)。小柄ながら機敏で気が強いキャラクターはすみれを思わせるとか。青島の“相棒”とも言える重要な役どころで、趣里さんは11月中旬から現場入りし、織田さんとともに事件現場を駆けずり回るそうです」(芸能関係者)

 8月にダンスボーカルグループ「BE:FIRST」のRYOKIこと三山凌輝(26才)との結婚を発表した趣里は、同時に妊娠していることも明かし、9月26日に第1子出産を報告したばかりだ。

真剣な表情を見せる織田(2025年10月)
写真14枚

「妊娠中も趣里さんは、仕事に穴をあけないように必死で頑張っていました。今年4月から5月にかけて映画『教場』の撮影に臨み、早めにクランクアップ。『N.E.W.』には、産後2か月足らずでの超スピード復帰となりますが、“絶対にやり遂げる”と決意を固めているそうです」(前出・芸能関係者)

 趣里の出演に大きな意味があると話すのは、別の芸能関係者だ。

「彼女の出演には、織田さんが大きな期待を込めているといいます。趣里さんの父である水谷豊さん(73才)が主演を務める『相棒』は、2000年に2時間スペシャルの単発ドラマとしてスタート。テレビ朝日が、“『踊る大捜査線』のような国民的ドラマを生みたいから、長く続けてほしい”と水谷さんに懇願したそうです。

 近年は、水谷さんが新相棒の候補に織田さんの名前を挙げているという報道もあり、“2大国民的ドラマ”を背負う2人は互いを意識する因縁の相手ともいえます。

 今回の趣里さんの出演には水谷さんも驚いたことでしょう。織田さんは14年ものブランクが空いた『踊る〜』をさらに発展させていきたいという思いを、趣里さんに託したのかもしれません」

 スクリーンで青島が躍動する日は近い。

女性セブン2025111320日号

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