
目下、メジャーリーグは世界一をかけてロサンゼルス・ドジャースとミルウォーキー・ブルワーズが死闘を繰り広げている。一方、選手たちを支える家族も必死だ。スポーツニュースだけでは分からない、奥様たちの苦労がそこにはあった。
大谷翔平が所属するドジャースには、選手の妻で構成される「奥様会」があるが、ポストシーズンに入ると、その奥様会のSNS投稿も熱を帯びてきた。連日のように集合写真が投稿され、選手たちを鼓舞すべく更新が続いている。
「チームの顔である大谷選手の奥様は、言わずとしれた真美子夫人ですが、彼女はどちらかといえば、奥様会のSNSの登場頻度は多くありませんでした。しかし、ポストシーズンに入って以降、多くの写真に登場しています。真美子さんも、選手らを支えたいという一心で、他の奥様がたと思いを一つにしているのでしょう」(現地特派員)
たしかに、ワールドシリーズの最中、試合当日にSNSが更新され、奥様たちの集合写真が投稿されているのだが、10月30日現在、第2試合目を除く計4試合で、真美子夫人の姿が写真から確認できる。
「ただ、真美子夫人は、どの写真も端っこのほうにいて、前列の真ん中といういわゆる“センター”の位置にいません。大谷選手の活躍や存在感から考えて、“真美子さんは真ん中で”という声もあるでしょうが、彼女は遠慮していると聞きます」(前出・現地特派員)
その意識は、真美子夫人の服装からもうかがえる。10月29日(日本時間)は、ワールドシリーズ大4戦で、大谷がピッチャーとして登板する日だった。その日の奥様会のSNSには《ショータイム!!!》と書かれ、大谷の力投を期待する投稿となったが、真美子さんはこの日も2列目の左端で控えめな笑顔を見せていた。
「東海岸のミルウォーキーと違い、西海岸のロサンゼルスはこの季節でも日中は30度近い気温になることもあります。本拠地ロサンゼルスでの奥様がたの写真は、ノースリーブや半袖Tシャツ姿が多く、肌の露出も少なくありません。特に10月29日は、ボディラインがクッキリで胸元がザックリと開いた白のタイトめなノースリーブで、胸に選手の名前がプリントされている派手めな“衣装”で揃えた奥様が複数人いました。きっと事前に話を合わせていたのでしょう。これも選手たちを応援する“手法”なのでしょうが、そんな中、この日投げる大谷選手を夫に持つ真美子夫人は、ゆったりめの長袖Tシャツで、さり気なく胸元に『17』と大谷選手の背番号が書かれているものを選んでいました。
真美子夫人の遠慮がちなスタイルは、ほんとどの写真でも同様で、他の奥様がたは、体にフィットしたボディコンシャスな服装が目立つのですが、真美子夫人はボディラインが出ないTシャツを着ていたりと、控えめな印象です。あくまで主役は選手たち、という思いで配慮されているのでしょう」(在米ジャーナリスト)
真美子夫人ら奥様たちの献身で、ドジャースは2連覇を目指す。











