
木村拓哉(52才)が所属するレコード会社から移籍する計画が浮上していることが『女性セブン』の取材で分かった。
芸能界では来年以降の木村の動向に大きな注目が集まっている。
「実はいま、木村さんにレコード会社の『ビクターエンタテインメント』からの独立、あるいは移籍する計画が持ち上がっているんです。1991年にSMAPとしてデビュー以降、木村さんは30年以上にわたって同社から数多くのヒット作を世に送り出してきました。
現状は、まだ未確定な情報ですが、今後は自社レーベルを立ち上げるか、あるいはほかのレコード会社と提携することも考えられる。木村さんはあらゆる可能性を模索しているそうです」(レコード会社関係者)
すでに水面下でビクター側との話し合いが進み、早ければ来年9月頃に契約が満了するという話もあるようだ。
「木村さんほどの大物が動くわけですから、当然、音楽業界でも噂で持ちきりです。ビクターといえば、初代ジャニーズも手がけた老舗の大手。『夜空ノムコウ』(1998年)や『らいおんハート』(2000年)など、同社がリリースしたSMAPのヒット曲は枚挙にいとまがありません。
2000年に木村さんがソロデビューしてからも、同社が全面的にバックアップしていたので、木村さんの予想外の動きは驚きをもって受け止められています」(前出・レコード会社関係者)

ロールモデルとなったのは木村がもっとも尊敬するアーティストのひとり、矢沢永吉(76才)だという。
「矢沢さんは1975年にキャロルが解散した後、不利な条件を突きつけるレコード会社と自ら交渉し、移籍に際して有利な条件を勝ち取ったことで知られています。
その後も単身アメリカに渡って現地のミュージシャンと共演したり、ビートルズにならって自前の音楽出版社を設立するなど、これまで誰も成し得なかったことを次々にやり遂げ、歌手の地位向上にも大きく貢献しました」(芸能リポーター)
木村が矢沢の存在を強く意識するようになったのはここ数年のこと。きっかけはある夕食会だったという。
「たまたま一緒になった席で、矢沢さんのダンディーな振る舞いを見た木村さんは『うわ、かっけえ!』と強い衝撃を受けたそうです。負けじと生バンドの演奏に合わせてダンスを披露した木村さんに、矢沢さんは『最高だと思ったけど、やっぱり最高!』と声をかけたのだとか。
その後、2018年に放送された主演ドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)に矢沢さんがゲスト出演したり、矢沢さんがコンサートに木村さんを招待したりして、次第に親交を深めていきました」(前出・芸能リポーター)
木村は大スターの生き様に大きな刺激を受け、矢沢の肖像がデザインされたお札を財布に入れて持ち歩くほど尊敬し、移籍についても「矢沢さんのように自分でやりたい」と周囲に話していたという。
11月10日発売の『女性セブン』では、木村のSMAPに対する思いやSMAP再集結の可能性などについて詳報している。







