
11月1日から3日にかけて東京・豊島区にある学習院大学で学園祭「桜凛祭(おうりんさい)」が開催された。初日には、同大学の卒業生である天皇家の長女・愛子さまも母校に足を運ばれた。
「昼頃に到着された愛子さまは、お友達と合流され、ラップバトルを鑑賞されたり、学生時代に講義でよく使用していた建物に入ってみたりと学園祭を楽しまれていたようです。途中で在学中に同じゼミに所属していた後輩にばったり再会し、挨拶を交わすという一幕も。きちんと後輩の顔を覚えられていたようで、さすがだなと思いました」(皇室記者)

そんな愛子さまが思わず“ハッスル”されたのが、同日の夕方頃のメインステージでの催し。あるアイドルのパフォーマンを目の当たりにしたときだった。
「メインステージで行われていた4人組のメンズ地下アイドルグループのパフォーマンスを熱心にご覧になっていたんです。お友達とノリノリでステージを見ていて、ご自身のスマートフォンを取り出してパフォーマンスをカメラに収められていたみたいです。熱い視線を送っていたように感じました」(学園祭の参加者)
愛子さまが熱視線を注いでいた「地下アイドル」とは──明確な定義はないが、地上波テレビなどへの出演がほとんどなく、ライブを中心に活動している“知る人ぞ知る”アイドルを指すことが多い。

「テレビで歌って踊れるアイドルは狭き門。小さなライブハウスなどで地道に活動しているアイドルは少なくありません。これまではあまり日の目を見ることがなかった彼や彼女たちですが、2010年代からはXやYouTubeといったSNSや動画サイトの隆盛に伴い、情報発信が簡単にできるようになったことで、地下アイドルといっても一定の知名度や人気を得られるようになったのです。いまでは通常のライブパフォーマンスに加えて、握手会やより長い時間会話ができる『お話し会』、2ショット写真を撮れる『チェキ会』などを設けているグループが多く、ファンと密なコミュニケーションを取っているのも特徴といえます。
メジャーデビューこそしていませんが、月収100万円を超える地下アイドルもいるようです」(芸能関係者)