《松岡昌宏が退所&独立》TOKIO結成35年目の節目での“自分探し” 函館にオフィス兼事務所を構え二拠点生活を開始、現地で新しい仕事にも挑戦【全文公開・後編】

1989年に旧ジャニーズ事務所の門を叩いて以来、36年にわたって同社一筋で芸能界を歩んできた松岡昌宏(48才)が大きな決断を下した。11月末をもってエージェント契約を結んでいた『STARTO ENTERTAINMENT』(以下、スタート社)を退所し、独立する意向だという。松岡は、12月上旬から出演予定のライブ上演企画『いきなり本読み!in 三越劇場』に出演予定だが、スタート社のホームページにはこのスケジュールが掲載されておらず、12月以降は“白紙”になっている。このイベントが独立後の初仕事になると見られている。
また、10月上旬には、東京・港区のオフィスビルに、松岡が代表取締役を務める新たなマネジメント会社「MMsun」が設立。その場所は廃業が決まっている『株式会社TOKIO』と同じ場所だ。
国分太一(51才)のコンプライアンス違反の一件で「これ以上、関係者に迷惑をかけられない」と一念発起し、個人事務所を立ち上げる準備を進めていたという松岡。そのほかにも変化があったという──。【前後編の後編】
雄大な青空のもと“自分探し”
松岡は国分の問題とは別に、自身の生き方を見つめ直すための行動を起こしていた。
「1990年にTOKIOが結成されてから35年目の節目に、松岡さんは東京の拠点とは別に、故郷の北海道にオフィス兼自宅を構えました。活動に一旦の区切りをつけて“定年退職”したような境地だったそうです。
現地にいるGLAYのTAKUROさんやTERUさんにも相談して『絶対おいで』と背中を押され、東京で仕事があるとき以外はなるべく北海道に行き、現地で新しい仕事にも挑戦しています」(芸能リポーター)
かねて「もうちょい違う景色を見てみたい」と語っていた松岡が二拠点生活の地に選んだのは、札幌と旭川に次ぐ北海道の第三の都市、函館だった。
「生まれ故郷でもある北の大地で、雄大な青空を見ながら“自分探し”をしてみたかったそうです。現地で依頼された仕事はなるべく断らない方針で、函館を盛り上げるためにさまざまな活動に取り組んでいます。今年10月には地元のローカル局で初の冠番組『松岡の北の夕飲み』(北海道文化放送)がオンエアされました」(テレビ局関係者)
二拠点生活を送りながら、「のんびり、ゆっくり」と次の生き方を模索していた矢先に決まった国分の無期限活動休止は、松岡にとっても衝撃的な出来事だった。

「松岡さんは過去にも2度、メンバーとのつらい別れを経験しています。2018年に松岡さんが“あにい”と呼ぶ山口達也さんが不祥事を起こして退所し、2021年には長瀬智也さんが『裏方として活動したい』という理由で独立しました。そのたびに、松岡さんは矢面に立ってファンや関係者に説明を尽くし、TOKIOを守り抜いてきたのです。
その松岡さんが“限界”を口にするのはよほどのことですが、むしろ国分さんの一件で迷いが吹っ切れたのだとか。自分にかかわるスタッフのためにもと前向きに考え、いままで以上に意欲を燃やしているそうです」(芸能関係者)
スタート社に松岡の独立や新会社の設立について尋ねたが、期日までに回答はなかった。
10月上旬に放送された『日曜日の初耳学』(TBS系)に出演した松岡は、解散後に国分や城島と会っていろいろなことを話し合ったことを明かした。さらに、メンバーの再集結について尋ねられると「5人がすぐ集まれるんだったら、解散はしてない」としながらも、「そういうもの(要望)が生まれたときに、やらせてもらうことはあるかもしれない」と率直に語った。
「城島さん、国分さんと株式会社TOKIOを設立した2021年、松岡さんは出演したテレビ番組で、『一生TOKIOは5人』と変わらぬ絆を強調しました。その思いはいまも同じだといいます。
元メンバーの山口さんは、アルコール依存症者向けの講演会や企業向けの危機管理セミナーでいまも地道な活動を続け、長瀬さんは近くNetflixのドラマで俳優活動を再開することが内定しているそうです。国分さんが活動を再開するまでにはまだ時間がかかるかもしれませんが、いつの日か5人が集まることは決して不可能ではないはず。
SUPER EIGHTの横山裕さんのソロアルバムに元メンバーの渋谷すばるさんが楽曲を提供したように、どんな形でもコラボはできますからね」(前出・芸能関係者)
前述の番組で、解散しても“一生TOKIOの松岡”として生きていくと語った松岡。5人の人生が再び交差する日はそう遠くはないのかもしれない。
※女性セブン2025年12月4日号









