
今年最後の“夢を買う”季節がやって来た。11月21日から、年末ジャンボ宝くじの発売がスタート。1等・前後賞合わせて10億円のビッグチャンスをものにしようと、全国各地の売り場にはたくさんの人々が列をなした。
しかし、10億円の当せん確率は2000万分の1ともいわれ、途方もない確率だ。だから、宝くじ購入者は、ゲン担ぎをしたり、願掛けをしたりと、運気上昇のために、あらゆる努力を怠らない。
では、どんな努力をすれば幸運はもたらされるのか。1392年から500年以上にわたり朝鮮半島を統治した「李王朝」に、風水を継承した家系に生まれたという人気風水師の李家幽竹(りのいえ ゆうちく)さんに必勝法を聞いた。
「今年の年末はチャンスなんです」
そう李家さんは強調する。
「風水では、さまざまな変化が起きると『気』が動いて好機が訪れるとされています。年末というのは、翌年に向けて大気や運気の流れが変わる時期。さらに古代中国より伝わる『陰陽五行説』に基づくと、今年は『土』、来年は『水』の年になります。性質の異なる両者は互いにぶつかり合う“相克”の関係とされており、大きな変化が起こりやすい。
年の瀬と相克が重なり普段よりも変化が生じやすい今年の年末は、宝くじを当てる絶好のチャンスです」(李家さん・以下同)
この機会をモノにするには、「宝くじは金運ではなくギャンブル運」という考え方を持つことが大切だ。
「金運はあくまでもお金を増やす運です。宝くじはお金を“増やす”わけではなく“当てる”ものなので、高めるべきなのはギャンブル運です。そのためには、『火の気』という突発的に上昇したり下降したりする気を利用する必要があります」
それを踏まえると、宝くじを買うべき日が見えてくるという。
「『火の気』は陰陽でいうと陽の力になります。数字にも陰陽があり、陽の力を持つ数字は奇数なので、できるだけ『奇数日』に買いましょう。
そのなかでも『火の気』を起こす力が強いのが3と7なので、この2つの数字がつく日は特にオススメです。
また、時間帯でいうと、火の力が強い正午と、風水で陰陽が入れ替わる4時の前後30分、すなわち午前3時半〜4時半と午後3時半〜4時半が最適です。午前3時台だと売り場は開いていませんが、オンラインなら買えます。午後に売り場に行けないかたは早起きしてみてもいいかもしれません」

購入するべき日時に加え、当せんを引き寄せやすいタイミングもあるという。
「ギャンブル運は平時よりも突発的な出来事が起きたときにグッと高まります。一見縁起が悪そうな、転んでけがをするとか料理をしていて指を切るとか、予期せぬアクシデントが生じたときこそ、宝くじの買い時なんです。気は刻一刻と変わってしまうので、トラブルを処理したらなるべく早めに購入してみてください」
ただし、わざと転んでけがをするといった“やらせアクシデント”では気が上がらないので要注意だ。
宝くじを買う前に準備しておくべきこともある。
「火の属性を持つ窓ガラスや鏡をピカピカに磨いておくと『火の気』が強まります。
また、宝くじ購入時は火の力を適度に高めるオレンジ色の服を着るのがオススメ。ハンカチなどの小物に取り入れるだけでも運気が上がります。火を燃やす燃料、すなわち草木の色である黄緑色を身につけるのも効果的です」
買い方にも勝利の方程式がある。
「窓口が複数ある売り場の場合は、陽の力を持つ奇数の窓口で購入しましょう。
買い方については、連番でもバラでも構いませんが、必ず『キリがいい数字プラス3枚』を意識してください。10枚や100枚などまとまった数字だと、予定調和で変化がありません。気を強めるために『プラス3枚』という“変化”が重要なのです」
購入後にも運気を上げる方法はある。保管テクまで使いこなせば10億円がさらに近づく。
「風水では女性は陰の気を持つ存在といわれています。陰の気は下に行くほど強くなるので、女性は自分の目線より上の場所に宝くじを保管して、陽の力を高めましょう」