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2021年6月23日、上野動物園で生まれた双子のパンダ、シャオシャオとレイレイ。1月末には中国に返還され、日本にパンダが1頭もいなくなってしまう。そこで、1972年11月、日本で初公開されたカンカン(康康/オス)とランラン(蘭蘭/メス)の写真を公開する。
約54年間、日本はパンダを愛し飼育し続けてきた!
「ジャイアントパンダは上野動物園の象徴的な動物。いなくなってしまうことに寂しさはあります。これまで各園でジャイアントパンダを飼育してきたことは、今後も野生動物の保全に役立つものと思います」(上野動物園職員)
1972年に上野動物園に日本初のジャイアントパンダがやってくると、たちまち社会現象に。ただ、パンダは飼育や繁殖が難しく、当初は上野動物園も難儀した。
しかし2000年代に入ると、日中共同繁殖研究をしていた和歌山県のアドベンチャーワールドで、日本初となるパンダの繁殖に成功。そして2017年、上野動物園にシャンシャンが生まれるとパンダブームが急加速。弟と妹のシャオシャオとレイレイも多くの人を魅了した。
「日本は“パンダを育てる国”として大きな成果を上げた中で、次々と中国へ返還されることにやるせない思いを感じています。また会えると期待して、今後もパンダ愛を深めたいと思います」(中村莟玉)
1972年に初公開され、大フィーバー

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1972年11月に日本で初公開されたカンカン(康康/オス)とランラン(蘭蘭/メス)。一般公開の初日には徹夜組を含む入場者が上野駅まで続く2kmの大行列ができた。
伝説のカップル

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アドベンチャーワールドで生まれ育った良浜(メス)は10頭の母親に。パートナーの永明(オス)は世界最高齢の自然繁殖記録を更新(32才で没)するなど、2頭は繁殖研究の重要な役割を担った。
※女性セブン2026年2月5日号