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《「落ちませんように」と参拝》羽田航空神社で合格祈願「パイロットもお参りに」【絶対に“落ちない”開運神社仏閣特集②】

全国的にみても空港内に神社が設置されているのは珍しいという。(2025年12月)
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本格的な受験シーズンが到来した。合否を分けるのはそれまで自分が積み重ねてきた努力の量だと頭では理解していても、いざ本番が近づくと神頼みしたくなるのが人間の性というもの。そこで今回は、「絶対に“落ちない”」と名高い神社や寺を編集部が徹底取材。全4回に渡って最強の「開運スポット」を紹介する。【第2回】

『羽田航空神社』(東京都大田区)

今回紹介するのは『羽田航空神社』(東京都大田区)だ。空の玄関口として多くの旅行客が行き交う羽田空港第1ターミナルの到着ロビー内に、ひっそりとたたずむこの神社。細い通路の先に足を踏み入れると、厳かな雰囲気に包まれる。神社が建立された経緯を日本空港ビルデング株式会社広報・ブランド戦略室の田代悠介さんが語る。

入り口上部には“看板”が。(2025年12月)
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「航空安全、旅行安全、交通安全を願う神社です。新橋にある一般財団法人『日本航空協会』が管理する日本航空神社から分霊されたもので、1963年に旧羽田空港ターミナルに建てられました。東京オリンピックを控え、日本人客はもとより、多くの外国人客を迎え入れるために空港の拡張計画を進めている中で、航空業界の安全輸送と躍進を祈念した神社が必要ではないか、という考えから生まれたそうです。

当時は屋上に設置されていたのですが、悪天候だと屋上への参拝は不便だという意見もありました。そこで、1993年にいまの第1ターミナルが建設されたタイミングで、天候に関係なく職員も旅行客も気軽に参拝できるようにと屋内に移設されました」

飛行機を壊さない、けが人を出さない、そして何より安全運航

本誌が訪れた日はパイロット歴30年超のベテラン機長が手を合わせていた。

「操縦の前には毎回、お参りをしています。われわれには航空法を遵守して運航する義務がありますから、それに違反しない、飛行機を壊さない、けが人を出さない、そして何よりも安全運航を祈っています。私以外にも、ここへ参拝に来ているほかのパイロットや客室乗務員はたくさんいますよ。

おかげさまで、これまで深刻なトラブルなく飛行機を飛ばすことができています。今後ももうしばらく頑張りたいと思っているので、パイロットをしている間は神社への参拝を続けたいですね」

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