社会

《即位後4度目の海外訪問》天皇皇后両陛下、6月にオランダとベルギーを公式訪問へ 「復調」と「過去のつらい経験」…両国と雅子さまを繋ぐ“深い絆と因縁” 

少しずつ、挑戦を重ねられている雅子さま(2026年1月、東京・千代田区。撮影/JMPA)
写真12枚

 長年病に苦しまれてきた雅子さまのご快復ぶりをうかがわせる、欧州歴訪の知らせが舞い込んだ。絆の深い2か国へのご訪問となる一方、その地にはつらい記憶と華やかな思い出も浮かんでいて──国母の歩みと、新たににじむご覚悟とは。【前後編の前編】

 色とりどりのチューリップに囲まれた荘厳な王宮で、雅子さまが国際親善の最前線で輝く日がまもなくやってくる──1月21日、天皇皇后両陛下がオランダとベルギーを公式訪問される方向で調整が進んでいることが報じられた。

「両陛下にとって、即位後4度目となる海外訪問は、今年6月になる予定です。2週間ほどの滞在中、晩餐会や歓迎行事に出席されるとみられています。今年はベルギーと日本の友好160周年。さらにオランダは昨年、日本との交流425周年を迎えており、かねて両陛下に招待が寄せられていました。節目にあたるベルギーへのご訪問に合わせ、隣国のオランダまで足を延ばす計画が持ち上がったのです」(皇室記者)

 今回訪問されるオランダは、雅子さまにとって思い入れの深い国だ。

「2006年、当時のベアトリクス女王が、雅子さまが静かな環境で病気療養に専念できるようにと天皇ご一家を招待し、異例の海外静養が実現。さらに2013年、現国王の即位式の際は、体調不安でご訪問を逡巡される雅子さまに、マキシマ王妃が直接、励ましと招待の電話をかけたそうです。

 世代を超えた交流がある王室の方々に背中を押された雅子さまは、11年ぶりの海外訪問を決意し、無事にやり遂げられました。この成功体験がその後の復調の大きなきっかけになったとされています」(皇室ジャーナリスト)

ベルギーで、当時皇太子だったフィリップ国王の結婚式に出席された両陛下(1999年、ベルギー。時事通信フォト)
写真12枚

 一方のベルギーとも、天皇ご一家は家族ぐるみで親好を深めてこられた。

「フィリップ国王と陛下は同い年で、高校時代から友情を育んでこられました。陛下がイギリス留学中も、頻繁に交流されていたといいます。また昨年、フィリップ国王の妹が来日した際は御所に私的に招待し、愛子さまも同席してお茶を共にされています」(前出・皇室記者)

 深い絆を結んでこられた一方、ベルギーは雅子さまにとって“因縁の地”でもあるという。

「1999年、皇太子時代の陛下と雅子さまがフィリップ国王の結婚式に出席されたときのことです。渡航の直前、雅子さまは基礎体温の変化などから懐妊の可能性を感じられており、ご訪問を迷われていました。しかし直前でのキャンセルとなれば相手国への失礼にもあたる。医師らとも相談の上、ご訪問を決められました。

 そしてベルギーから帰国された3日後、朝日新聞が《雅子さま 懐妊の兆候》とスクープ。まだ医学的な判断もなされていないタイミングで、極めてプライベートな情報が漏れたことにいたくショックを受けられた雅子さまはその後、流産という大変につらい経験をされました。これは、その後雅子さまが苦しまれることになる過熱報道の先駆けと言えます」(前出・皇室ジャーナリスト)

 旧交を温めることになる一方で、過去のつらい経験もにじむ今回の欧州歴訪となりそうだ。

(後編へ続く)

女性セブン2026212日号 

関連キーワード