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《おもてなしの準備は進められていたのに…》愛子さまにとって“国際親善の晴れ舞台”となるはずだったUAE大統領訪日が延期 高市氏は大統領の日本到着予定日に衆院選の投開票日を設定

駐日ラオス大使夫妻の夕食会に参加された愛子さま(2026年1月、東京・千代田区。撮影/JMPA)
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 全国の候補者たちが舌戦を繰り広げる真冬の選挙戦。皇族数減少の問題が“待ったなし”という状況のいま、首相肝いりの政権公約に、プリンセスの将来を左右するとある項目が盛り込まれた。しかしその内容は、問題の根本的な解決とはほど遠いようで──政治に翻弄される、プリンセスの胸中とは。【前後編の前編】

 祈るような表情でプリンセスが掲げた手首に、白いひもが巻かれてゆく。自身の幸福を願って結ばれたひもを見つめる愛子さまの胸中には、どんな思いが去来していたのだろうか──。1月28日、愛子さまを乗せた車が、東京・港区の一等地にたたずむラオス大使館へと滑るように入って行った。

「愛子さまのラオスご訪問の成功を祝して、駐日ラオス大使夫妻が開いた夕食会に参加されたのです。昨年11月、愛子さまは初めての海外公式訪問として、東南アジアの内陸国・ラオスでのご公務に臨まれました。6日間のご滞在中、晩餐会や首脳陣との会見に臨まれ、現地では地元紙が愛子さまの来訪を1面トップで報じるなど、歓迎ムード一色。大成功で幕を閉じました」(宮内庁関係者)

 この日、愛子さまがお召しになったのは昨年のラオスご訪問の際に国家主席夫人から贈られたラベンダー色の民族衣装だった。

「愛子さまは、現地で贈られた衣装をすぐに着用して国家主席との接見に臨まれ、感謝の意を示されました。今回の夕食会は正式なご公務ではなく、メディアの取材設定もなかったため、必ずしも民族衣装を着用する必要はなかったはずですが、愛子さまはラオスゆかりの装いで同国との絆を表現されたのです」(前出・宮内庁関係者)

 冒頭のシーンは、大使館で行われたラオス伝統の儀式「バーシースークワン」での一幕。参加者の健康と繁栄、幸福を祈り、手にひもを巻く儀式で、愛子さまは昨年の同国ご訪問の際も参加されている。

「儀式の後、夕食の席ではラオスの伝統的な料理が振る舞われ、終始和やかな空気に満ちていたようです。愛子さまにとって、特別な一夜となったことでしょう」(前出・宮内庁関係者)

「バーシースークワン」に臨まれる愛子さま(ラオス大使館のフェイスブックより)
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 帰国から約2か月を経た後も、両国の交流に努められた愛子さま。心温まるひとときを過ごされたのも束の間、その5日後の2月2日、愛子さまにとって晴れ舞台となるはずだった国際親善の場が急遽延期されるとの報が舞い込んだ。

「2月8日から国賓として来日することが予定されていたアラブ首長国連邦(UAE)の大統領の訪日が取りやめられることが報じられました。陛下との接見や、愛子さまの出席も取り沙汰されていた宮中晩餐会も、もちろん延期されることになります。国賓が訪日予定を直前で変更するのは、極めて異例のことです」(政治部記者)

 UAE大統領の国賓接遇については、高市首相が衆院の解散を表明した当初から、実現を危ぶむ声が上がっていた。

「日本に到着予定だった2月8日は、投開票日のまさに当日。そもそも自民党が勝てる保証もない上に、選挙の前後は大変な慌ただしさで、万全なおもてなしができるとは到底思えません。大統領来日のスケジュールは昨年末から決まっていたにもかかわらず、高市首相は投開票日をこの日取りで設定した。これを受け、“先方に失礼に当たるのでは”という声が上がっていたのです。

 今回の中止はUAE側の意向で、緊迫化している中東情勢への懸念が背景にあると報道されましたが、UAE側としても、訪問が迫る中、選挙によって政治的なカウンターパートが代わる可能性もあると知らされた際は、少なからず拍子抜けするところもあったのでしょう」(前出・政治部記者)

 雅子さまや愛子さまは、おもてなしのための準備を進められていた最中だったという。

「宮中晩餐会で飾る花のアレンジや料理のメニューを考えるのは、皇后である雅子さまのご担当で、通常、国賓来日の3週間前にはすべての調整が終えられます。さらにお食事をともにするとなれば、相手国の文化や歴史も理解しておく必要がある。愛子さまはすでに資料などを読み込まれていたようです」(前出・宮内庁関係者)

 皇居での歓迎行事や華やかな宮中晩餐会が行われる国賓接遇は、まさに皇族方が輝かれる場。その突然の延期にとどまらず、いま選挙戦をめぐって、愛子さまの未来に影を落とすかのような不穏な動きが持ち上がっているという──。

(後編へ続く)

女性セブン202621926日号

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