
待ちに待った国民的アイドルの再始動がついに訪れた。嵐のラストツアーとなる『ARASHI LIVE TOUR 2026「We are ARASHI」』がいよいよスタートした。
3月13日から3日間、北海道・大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)で行われたライブは約15万人を動員し、北の大地を熱狂させた6年ぶりとなるライブでは、変わらない5人の個性と絆がファンを魅了したという。ファンに愛され、ファンを愛した不世出のグループが迎える解散までのカウントダウン。その全容を渾身レポート。
「じゃあ行ってきます!」
ツアー初日の開演前、二宮和也(42才)がXに投稿したポストは瞬く間に28万の「いいね!」がついた。札幌周辺の交通機関や宿泊施設にまで影響が及んだ今回の公演。セットリストは明かされていないが“参戦”したファンによれば、シングル曲を多く入れ込んだ構成で、往年のファンがグループの歴史に浸ることができる曲が目立ったという。
5人そろって観客の前に直接立つのはおよそ6年半ぶり。思い思いの衣装に身を包んで現れたステージでは、メンバーそれぞれの個性がきらめき輝いた。なかでも「ビジュ爆発」で観客をウットリさせたのは松本潤(42才)。参戦した40代女性が興奮気味に語る。
「長らく嵐のライブ演出を手がけてきた松潤ならではの、嵐を詰め込んだようなライブプロデュースはもちろんのこと、それ以上に印象に残ったのが本人のビジュアルです。ここ数年は俳優業で演じた役柄の影響もあって“太った”“貫禄が出た”といわれていたけど、今回のビジュは過去最高といえるほど仕上げてきていて、ファンたちの間でも『若返った』と評判です」
最も注目されたのが、“セミリタイア”状態だった大野智(45才)。沖縄・宮古島で悠々自適に暮らし、ブランクの長さが不安視されていたが、最高のパフォーマンスで魅了。相葉雅紀(43才)もキレのあるダンスと笑顔を振りまくファンサービスは相変わらずだった。
機内アナウンスに櫻井の同級生が
冬季五輪や東日本大震災の関連番組のキャスターを務め、超多忙のなかリハーサルをこなしていた櫻井翔(44才)はステージ上の安定感に加えて、“華麗なる人脈”でもファンを盛り上げた。
「嵐のコンサートで多くのファンが北海道を訪れるため、臨時便や増便で対応した航空会社もありました。そんななか、ある飛行機の機内でのこと。新千歳空港から空の便で帰路につく際、CAさんが『私、嵐の櫻井翔さんと小学校で同級生でした』と異例の挨拶を始めて乗客は大盛り上がり。着陸時にも『こんなにたくさんの嵐ファンを乗せた便は初めてかもしれません』とのアナウンスがあり、搭乗したファンには忘れられない思い出になりました。これも翔くんの“人脈”のなせる技でしょうね」(乗り合わせた嵐ファン)
1年以上の時間をかけて準備を進めてきた今回のライブは、5人の矜持が凝縮されたものに仕上がっているという。
「2024年頃に話し合いを始めた当初から、5人が納得するものを作り上げることで一致していました。25周年を迎え、全員が40代に突入している嵐ですが、今回のライブでは、どの世代のファンも自分が思い描く“あの時の5人”を感じることができる構成になっています。全盛期と変わらずアイドルとしての姿を見せてくれる5人を前に、多くのファンがそれぞれの思い出に浸って感動の涙を流していました」(前出・50代ファン)
共に歩んだファンに最後の雄姿を見せ、解散を迎えた後は、それぞれが将来の青写真を描く。別々の歩みを模索する5人が、最後の時間に全身全霊で向き合うのは、何よりもこれまで応援してくれた人たちだ。

「嵐と同様に国民的アイドルグループだったSMAPは独立騒動の末、解散の道を辿りました。TOKIOやKing & Princeなどの人気グループも、デビュー当時とは違う形で歩みを続ける際に、ファンが気持ちを整理するための区切りの場を設けることはできませんでした。
アイドルとしての活動に限界を感じていた当時の大野さんも、SMAPの“最後”には思うところがあったようです。一度は黙って引退することも頭をよぎったそうですが、ファンを悲しませるような終わり方だけはしてはいけないと5人で誓ったといいます。当時の決意を違えることなく、再集結してファンとの時間を過ごすことに全力を注ぐ5人だからこそ、嵐は特別なのでしょう」(芸能関係者)
最後の曲を歌い終え、嵐がステージを去った会場には、5人からファンへの“あるメッセージ”が映し出されたという。嵐の最終公演は5月31日の東京ドーム。その日まで、ファンとの約束を果たす最後の旅が続く。
※女性セブン2026年4月9日号