
NHK連続テレビ小説『風、薫る』が、3月30日(月)にスタート。「連続テレビ小説では珍しく、“バディもの”でテーマが医療。コロナ禍を思い出すような描写がありつつ、コミカルさもある楽しい作品になっています」(脚本の吉澤智子氏)と、連続テレビ小説としては異例の作品。主人公を演じる見上愛(25歳)&上坂樹里(20歳)に作品の見どころ、お互いの第一印象などを聞きました!

同作は、田中ひかるの『明治のナイチンゲール 大関和物語』を原案とし、実在したナース・大関和さんと鈴木雅さんがモチーフ。一ノ瀬りん(見上愛)と大家直美(上坂樹里)は、西洋式看護を学び“トレインドナース”として、新たな時代を切り拓いていく。
「バディもの」ドラマ!助け合いながら生きていく2人の絆も見どころ

「放送が始まって第1週、第2週ぐらいまで、ものすごい速さで物語が進んでいきます。栃木に住む私が演じるりんが、結婚するか上京するかなどの人生の選択が続き、『トレインドナースになる』という決断をするのにすごく大切な展開があります。皆さんには見逃さずにしっかり見ていただけたらなと思っています」(見上)
『風、薫る』の舞台は明治時代。それまでの「看病婦」とは異なり、西洋式の看護教育を正式に受けた“トレインドナース”の姿を描く。制作統括の松園武大氏は企画意図について「コロナ禍を経たいまだからこそ描けるテーマ」だと語る。
主人公2人に役の印象を尋ねると「りんはいろんな喜怒哀楽の感情を持っている女性。繊細に演じています」(見上)、「直美はしたたかで強く、かっこいい中にも不器用さがあります」(上坂)とコメント。
「バディもの」ドラマとして、助け合いながら生きていく2人の絆も見どころだ。見上は「どちらかが月のときは、もう1人が太陽となって照らす。支え合いを繰り返し成長していく姿に注目してほしい」と語った。

見上はオファーで、上坂はオーディションで2410人の中から選ばれた。初の連続テレビ小説の出演について、上坂は語る。
「私は小さい頃から、朝の支度の時間にいつも“朝ドラ”を見ていたので、ずっと『“朝ドラ”の主人公』というのをいちばんの夢として掲げていました。ずっと長く愛され続けてきた連続テレビ小説という作品の一員になれることがすごく光栄だなと思います。次にちゃんとつなげられるように最後までしっかり頑張りたいと思っています」
見上愛「息抜きはアニメを見ること」

――お互いの第一印象は?
初対面は記者会見のとき。透明感があって柔らかいけど芯の強さもあり、直美と重なる部分もあるという印象を受けました。
――看護師役を演じるために準備したことは?
包帯の巻き方やシーツの敷き方など、看護師の方に教えていただいています。
――相手が「頼りになる!」と思う瞬間は?
監督とうまくコミュニケーションを取りながら、自分の意見や疑問を伝えているところを見ると、しっかりしているなと思います。
――息抜きは?
息抜きはアニメを見ることです。
上坂樹里「家族で集まる日が癒しです」

――お互いの第一印象は?
太陽のようなかた。撮影中、愛さんがいると場がパッと明るくなります。
――看護師役を演じるために準備したことは?
ナイチンゲールを研究されている先生の講義をみんなで受けました。
――相手が「頼りになる!」と思う瞬間は?
とにかく周りをよく見て気を使ってくださって、人間性が素晴らしいです。私がちょっと行き詰まったときにサラッと助けてくださり、隣にいるととても心強いです。
――日々の癒しは?
家族で集まる日が癒しです。
『ばけばけ』からバトンタッチ!

3月27 日(金)に最終回を迎える『ばけばけ』主演・髙石あかりとのバトンタッチセレモニーが行われた。髙石からスカーフとうちわをプレゼントされ、見上は「直美ちゃん(上坂の役)が頑張らないといけないときは、このうちわで応援しようと思います」と語った。
◆見上愛
2000年10月26日生まれ。東京都出身。大学の演劇学科を卒業後、2019年に女優デビュー。近年の主な出演作に『119エマージェンシーコール』(フジテレビ系)、映画『国宝』など。
◆上坂樹里
2005年7月14日生まれ。神奈川県出身。2021年『セブンティーン』専属モデルに、同年俳優デビュー。近年の主な出演作に『御上先生』(TBS系)映画『ロマンティック・キラー』など。
■NHK連続テレビ小説『風、薫る』
毎週月曜~金曜 午前8:00~8:15
NHK総合ほか
スタイリスト/下山さつき、金田健志 ヘアメイク/住本彩、豊田健治 衣装協力/IRENISA フローリスト/caco(fram) 取材&文/井上明日香
※女性セブン2026年4月9日号