どうして「足りない」という状態に…一方で総額50億円御殿は現在も改修が続く
御代がわり後、皇族方の私的な費用である皇族費として、秋篠宮さまには約6000万円が増額され、年間9000万円以上の予算がついた。また、紀子さまには約1500万円、佳子さまには約900万円が支払われている。さらに、2024年9月に悠仁さまが成年皇族となったことを受け、悠仁さまの皇族費も約900万円と、従来の3倍に増えた。
「秋篠宮家全体で約1億2500万円(2025年度)。ここから生活費などを捻出されています。たしかに、皇族方の中で最も多くの公務をこなしていらっしゃるのは、秋篠宮ご一家です。お出ましが多ければ、衣装費など諸処の出費が増えることは間違いない。
昨年は悠仁さまの成年式もあり、例年にはないようなご支出があったのも事実でしょう。それでも“足りない”というのは……。どうしてそのような状態に陥ってしまっているのか、不思議でなりません」(前出・別の宮内庁関係者)

皇族費は、皇族がその品位を保つために支給されるもので、その金額は皇室経済法で規定されている。仮に支出がかさんでいるとしても、皇族方がこうした話題を口にされるのは極めて異例だという。
「このところの物価上昇は、国民だけでなく皇族方をも直撃しています。昨年には、30年ぶりに物価上昇率が皇族費の増額を検討する水準まで達したことから、宮内庁では内々に両陛下に予算増額についておうかがいしたのも事実。しかし、そのときの両陛下のご判断は、“国民と一緒に苦労を味わう”というもので、つまり増額には反対のお気持ちを示されました。2026年度の皇族費の増額が見送られた背景には、こうした経緯もあったのです。
秋篠宮さまはかねがね、大嘗祭の予算について私見を述べられるなど、皇室のお金について一家言をお持ちです。御代がわりの前の2018年には『宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか』とまで踏み込まれ、『身の丈にあった儀式』にすることが本来の姿であるという見解もお示しになっています。その秋篠宮さまが、両陛下のご意志に反するようなご見解を職員に対して示されるというのは、これまでであれば考えられませんでした」(前出・皇室ジャーナリスト)
さらに、秋篠宮家の住環境も皇族方の中では破格の待遇だ。ご一家は現在、複数のお住まいを使い分ける。
まず、総額50億円御殿と物議を醸し、2024年に増改築が終わった新装・秋篠宮邸には、秋篠宮ご夫妻と悠仁さまがお住まいになっている。一方、佳子さまはその隣に位置する旧御仮寓所でひとり暮らしを継続中だ。そして、筑波大学の学生である悠仁さまには、現地での拠点もある。
「新たな秋篠宮邸は、増改築が終わった後も、内装や建具の追加工事が続きました。また、佳子さまが住み続けられている旧御仮寓所も、職員用の事務室を新たに設ける内装リフォームなどが実施されています。旧御仮寓所の着工からは9年の歳月が経過していますが、いまもお住まいの倉庫や周辺の整備工事に、追加の予算が発生し続けています」(前出・宮内庁関係者)
皇族費だけでなく、住環境も好待遇のご一家。秋篠宮さまによる“皇族費不足”発言は、そうした中で飛び出したものだった。もっとも、将来の天皇である悠仁さまの生活環境の充実や、必要なスタッフの私的な雇用などは不可欠な投資であり、秋篠宮さまとしても、皇嗣としてお務めを果たされながら、将来の天皇の成長を見守るご苦労は計り知れない。
「数年後には悠仁さまが海外に留学される可能性も高いですし、今後も秋篠宮家の出費は続くでしょう。発言のご真意がどこにあるのかは測りかねる部分もありますが、ご発言が独り歩きするようなことがあれば、不測の事態も生じかねず、周囲も気を揉んでいるのです」(前出・別の宮内庁関係者)
国民も皇族方も、円安と物価高の二重苦に悩みは尽きない。
※女性セブン2026年4月9日号