健康・医療

《70才から始めたい「友達」作り》人と会話することで免疫細胞が活性化、がん予防にも期待 友達探しの場は「ボランティア」「社交ダンス」「推し活」がおすすめ

 行政書士で相続・終活コンサルタントの明石久美さんは、ボランティア活動をすすめる。

「周囲を見渡せばいろんなボランティアの募集が見つかるので、気軽に参加してみるといいかもしれません。

 趣味や習い事でもいいでしょう。高齢になってからは『社交ダンス』がいいと聞きます。踊ること自体が筋トレに、振り付けを覚えるのが脳トレになるだけでなく、大勢の仲間と交流し、異性のパートナーと2人1組で踊るので、身だしなみに気をつけたり、ドキドキしたりすることが、脳への刺激になるのだそう。私も70代になったらチャレンジしてみようかな(笑い)」

 何才になっても「ときめき」こそが、いつまでも脳と体と心を保つ“特効薬”ということだ。和田さんは、生物学的見地から「推し活」を推奨する。

「異性のアイドルやスポーツ選手などを推すと、加齢とともに減少した女性ホルモンが回復するのです。また、推し活に熱中しているときは幸せホルモンのエンドルフィンが出て、多幸感が得られます」(和田さん)

 三原さんの義母は、80代で推し活をはじめたという。

「アイドルグループのファンクラブに入ってからというもの、義母は毎年イキイキとコンサートのために遠出しています。年に1、2回なので、行き帰りは多少遠くてもタクシーを使っています。老後の趣味には、惜しまずお金を使う方がいいですから」(三原さん)

「ダンスやアイドルなんて、いい年して恥ずかしい」という考えは禁物。何事も「もう年だから」とあきらめるのはやめにしよう。

「何才でも、どんなことでも、好奇心を持って挑戦し続けてほしい。

ギャンブルやお酒も、適量なら“百薬の長”(写真/PIXTA)
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 最近気になるのは競馬や競輪、オートレースなどの公営ギャンブルです。1000円、2000円程度の少額のギャンブルを楽しんで、ドキドキ、ワクワクすることで脳が活性化され、スーパーエイジャーに近づきますよ」(鎌田さん)

 旅の恥はかき捨てとはよくいうが、人生後半戦の恥や失敗もかき捨てだ。これまでやってみたくてもなかなかできなかったことにチャレンジする“最後のチャンス”ともいえる。千葉県に住むBさん(73才)が話す。

「69才でゴルフ、71才で競馬をはじめました。どちらもずっと興味があっても、なかなかきっかけがなかった。体が動くうちにと思い、ゴルフのレッスンに行ってみたら新しいお友達もできて、月に2回ほど通っています。ゴルフ場は気持ちがいいし、下手でも、もうこの年だからいいやと開き直れる(笑い)。たくさん歩いて、いい運動にもなります。

 競馬もゴルフ仲間に誘われてはじめました。競馬場って怖いと思っていたけど、開放感があるし馬はかわいいし、女性も多いんです。去年放送していた競馬を題材にしたドラマにもどハマりしました。いまさらお金をたくさん賭けたりはしないし、お茶するくらいの金額であれこれ楽しむのは脳のいいトレーニングにもなっています」

 Bさんは「死ぬまでにやってみたいことリスト」を日々更新しているという。

70才からの「たん活」ルール
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(第3回に続く。第1回から読む) 

※女性セブン2026年4月30日号 

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