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《目のやり場に困る》28才日本人タレントやKPOPアイドルの「ハイレグボディスーツ」に賛否、実は「性的な意味合いはない」という合理的な着こなし

TWICEのモモ(Instagramより)
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5月5日(日本時間)、ファッションの祭典「メットガラ」がニューヨークのメトロポリタン美術館で開催された。毎年、セレブリティが大胆な衣装で登場することで話題を呼ぶ同イベントだが、ここ数年は「パンツレススタイル」など、下半身を大胆に見せつける着こなしが女性出演者の間で定番となってきた。

そんな潮流を受け継ぐ今年のスタイルは「限界スリット」だったかもしれない。BLACKPINKのロゼや英モデルのアレクサ・チュン、南アフリカ出身の歌手のタイラらは、こぞって裾から脚の付け根深く入ったスリットのワンピースやスカートを着用。脚線美で周囲を魅了した。

一方、衣装を変えて行われるアフターパーティーで目立ったのが、「ハイレグ」だ。モデルのケンダル・ジェンナーが纏ったのは、GAPスタジオ特注のハイレグ・ボディスーツ。そして米歌手のサブリナ・カーペンターも、トレーン付きローブの内側に鋭角に切れ上がったパンツを“チラ見せ”させていた。さらに英歌手のチャーリー・XCXは、黒いネイキッドドレスのレースから脚ぐりの深いショーツがわずかに透ける着こなしを披露した。

日本ではバブル期に流行した水着のイメージが強いハイレグだが、ハイファッションの分野でコーディネートのキーアイテムとして重用されているようだ。そしてその流れは、リアルクローズにも浸透してきているという。欧米のファッションシーンに詳しいライターが解説する。

「ハイレグのボディスーツにボトムスを合わせるコーデは、10年ほど前からキム・カーダシアンやベラ・ハディドがインスタのオフショットなどで多用していましたが、一般人に取り入れられるようになったのはここ数年のこと。Y2K回帰の流れやパンツレス、アスレジャーなどがトレンドとなるなかで注目を集めるようになりました。最近ではTWICEのモモやBLACKPINKのリサ、aespaのニンニンなど、Kポップアイドルらも着用したことで日本にも浸透。日本のアパレルブランドGUも、現在『ボディスーツ』の名で販売していて、若い女性を中心に注目されています。特にTWICEのモモさんは日本出身のアイドルですが、彼女が“火付け役”ともされており、日本人女性にも親和性が高いファッションではあります。日本でも先日、タレントの王林さん(28才)がインスタでこの着こなしを披露し、大胆なスタイリングが話題となりました」

日本では肌の露出が多いハイレグを着て街を闊歩する若者に対し、「目のやり場に困る」、「品がないのではないか」という声があるのも事実だ。ところが、ハイレグ・ボディスーツは必ずしも性的な意味合いを伴うものではないという。

「『ハイレグ&ボトムス』というスタイルは奇抜に見られがちですが、実は非常に合理的な着こなしなのです。近年、トップスをボトムスの中に入れる、タックインが流行していますが、動いているとどうしても腰回りに弛みがでてくる。その点、ハイレグ・ボディスーツは、股の部分に付いたボタンやマジックテープで適切な長さに留めることで、トップスが常に引っ張られている状態になり、腰回りがダブつきません。さらに特有の鋭角の切れ込みにより、視覚的に足長とくびれを演出することもできる。楽でスタイリッシュに魅せられる、一石二鳥の着こなしとして、『一度試すとやめられない』という声もよく聞きます。ハイレグというとスタイルが良くないと似合わないと思われるかもしれませんが、自信がない人にこそ挑戦してもらいたい」(前出・ファッションライター)

日本でも流行の兆しがあるが、定番の着こなしとなっていくのだろうか。