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《股の部分がボタンで開く》美人インフルエンサーらが披露する「ボディスーツ」が体型論争に「今夏日本でも流行の兆し」

aespaのウィンター(Instagramより)
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近年、ファッションシーンで存在感を高めているハイレグ・ボディースーツ。コロナ禍以前に欧米のセレブリティが取り入れはじめたスラックスやローライズのボトムスを合わせる着こなしが、Kポップアイドル経由で日本にも上陸。若者の間で静かに浸透していることは既報のとおりだ。海外事情に詳しいファッションライターが話す。

「原宿・渋谷に急増している韓国系セレクトショップに出入りしている若者に、ハイレグボディスーツとボトムスのコーデが良く見られていますね。現在のところ、日本では太ももの一部と腰骨を大胆に露出するような欧米由来の着こなしをそのまま取り入れるのではなく、肌の一部を“チラ見せ”するような日本独自のスタイルが育まれています。流行の兆しがあり、今後夏にかけて渋谷や六本木界隈で、このボディスーツを着た若い女性が多く見られるかもしれません」

ただ、この流行への反発が根強いことも事実だ。その多くは、「下品」、「公共の場で着る服ではない」といった画一的な批判だが、ハイレグ・ボディスーツの源流である欧米ではさらに一歩踏み込んだ批判も浮上している。海外のトレンドやカルチャーに詳しいライターの奥窪優木氏が言う。

「体のラインを強調するボディスーツは、いわゆるスタイルの良い人しか着ることができないという認識から、『体型コンプレックスや無理なダイエットを煽る一因になる』とする批判が一部で指摘されています。背景にあるのは、2024年にも起きた“レギンスレッグ論争”だと考えられています。当時、タイトなレギンスを履いて両太ももをくっつけて立った時に、太ももの間に隙間(いわゆるthigh gap)ができる脚こそ“理想的なプロポーション”という価値観がTikTokなどで拡散。無理なダイエットやトレーニングに励む若者たちが問題視されました。そのようなスタイルは“非現実的な基準”とも言われ、支援団体や専門家などが“SNSによって健康を極度に害するコンテンツが提供される恐れがある”という懸念を示したのです。このハイレグ・ボディスーツにも一部からは、似たような批判が出ているようです」

確かに近年、アメリカや韓国では、抜群のスタイルを誇るアイドルやインフルエンサーたちがこのボディスーツの着こなしをSNSで披露している。ただ、着こなすためには無理なダイエットなどが必ずしも必要ではないといい、むしろ“スタイルをよく見せる”という効果があるという。

「ボディスーツ&ボトムスは、視覚的にくびれが強調されるので、シルエット補正効果があります。体型に自信がない人にも取り入れやすい着こなしだとも言われています」(前出・ファッションライター)