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《2人合わせて167才》高須克弥院長✕デヴィ夫人・スペシャル対談“生涯現役”の極意「とにかく死ぬまで働けばいいんですよ」「好奇心、興味、探究心。これは絶対に大事」

対談した高須クリニック・高須克弥院長とデヴィ夫人(撮影/田中智久)
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 全身がんで闘病中ながら精力的に活動している、高須クリニックの高須克弥院長。女性セブンでは、その人生を小説化する連載『YES! 逆張り人生 ~高須克弥物語~』がスタート。その高須院長と「108才まで生きる」が目標のデヴィ・スカルノ夫人(以下、デヴィ夫人)が、連載記念対談として「生涯現役」の精神とパワーの源について語り合った。半世紀の交友を持つ2人が、互いに80代となったいまこそ語りたいこととは──

2人の出会いは1970年代の赤坂

高須:初めてお会いしたのは、ぼくがまだ東京・港区の赤坂で遊んでいた頃ですね。医者になって間もなくの頃ですから、おそらく1970年代。よく通っていたビルに、デヴィ夫人が新しいお店を出されたと聞いて、そこへ伺ったときに初めてお会いしたように思います。

デヴィ:懐かしい。もうそんなに月日が経ったなんて信じられないわ。

高須:初対面でのぼくの印象は、いかがでした?

デヴィ:やっぱり当時から目立っていましたし、個性的な印象だったかしらね。それにしても先生は変わらず、お元気ね。

高須:全身がんだと発表してからもすごく元気だから、最近はみんなに「死ぬ死ぬ詐欺」なんて言われています(笑い)。でも、全身がんだらけというのは本当で、主治医も「よく生きているものだ」と驚いていますよ。ぼくがいま生きているのは、ひとえに「気合」です。

高須克弥院長(撮影/田中智久)
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デヴィ:私も、とにかく108才まで生きようと決めています。そのためには、毎日を生き生きと過ごすことが大事ですね。

高須:デヴィ夫人のパワフルさを、ぼくも常々見習っていますよ。人生は、その人の捉え方次第でまったく変わるもの。ぼくはひどい目に遭ったときこそ「次はいいことがあるぞ」と思えて、うれしくなる。これまで悪いことの後には、必ずいいことがありましたから。考えてみたら、死ぬか生きるかという、いまの状況がいちばんスリルがあって、生きている実感がありますね。「今度こそ終わりかもしれない」と思いながら大きな手術に臨んで、うまくいったときは、なんて自分は運がいいのだろうと感じます。

デヴィ:私の活力の源は「未知なる場所に足を踏み入れたい」という好奇心。かつて「一度は、南極を訪れてみたい」と思い立ったことがありました。人間がなかなか行けない場所に行くことが、何よりの感動ではないですか。でも、南極を訪れるツアーのお知らせを見つけて応募したら、「年齢制限は70才まで。出発までに3年間のトレーニングが必要」と言われてしまって。計算したら出発時点で73才になってしまうので、仕方なく諦めました。

子供時代の高須克弥(左)と、連載にも登場する祖母のイマ(中央)、そして妹のみどり(右)。「皆の逆を行く」という「逆張り」の発想は、祖母の教えによって形作られた。(本人提供)
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高須:実は、ぼくもそのツアーに行こうとしていたんですよ。南極大陸の大氷原、地球の果てという未開の地に立ったら、どれほど感動するだろうと思ってね。残念ながら行けなかったけれど、みんなが避けがちなところほど、ぼくらは行きたくなるのが共通していますね。そういえば、ぜひ今度デヴィ夫人の人脈で、ぼくを北朝鮮に連れて行ってほしいんです。

デヴィ:先生をご案内して北朝鮮に行けたら素敵ですね。私自身は何度も訪れていて、平壌は「ここはドバイなのかしら」と思うほど高層ビルが立ち並んで、栄えていました。それに緑も豊かで、森に囲まれた街のようでしたね。