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《緩和ケア医が語る「極上の最期」の迎え方》「家族や友人など親しい人と人生会議を開いて、自分の意思をしっかり伝える」

「地獄ではなく天国に行くつもり」

 余命宣告されてから亡くなる瞬間まで長男が前だけを向いていたことも、関本さんの心に残っている。

「後ろを向いても何も変わらないからと、常に前を向いて進んでいくことの大切さも息子に教わりました。私自身、死んだら地獄ではなく天国に行くつもりですけど(笑い)、そこでは多分、知った顔や、看取らせていただいた患者さんたち、息子や母らがみんなで並んでくれて、『おー、よく来た』と迎えてくれることでしょう。死に対して前向きに明るく、そんなイメージを持っています」

 なるべく痛みや苦しみがなく穏やかに逝きたいと願う関本さんは「死後につながる生」についてこう語る。

長男の剛さんは発病後、闘病しながらも自身で緩和ケアができることを記した著書を残した
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「人の思いは続いていくものです。評論家の柳田邦男さんはそのことを『死後生』と呼びましたが、私は亡くなった後も誰かの心に残るような生き方をしたい。みなさんも誰かの心に思い出として残るような生き方を心がけ、きちんと準備をしておくことで素晴らしい最期を迎えられるのではないでしょうか」

【プロフィール】
関本雅子/神戸大学医学部卒業後、神戸大学附属病院・神戸労災病院・高槻病院麻酔科、六甲病院緩和ケア病棟(ホスピス)医長を経て、2001年10月に関本クリニックを開院。

※女性セブン2026年6月4日号

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