
東京六大学野球の早慶戦を観戦された後にはヨーロッパ訪問が控え、多忙な日々に追われる皇族方。一方では女性皇族議論も進められる中、愛子さまの将来はどういう方向に向かうのか──。【全3回の第3回】
愛子さまの将来はいま、かつてないほどに揺れ動いている。5月27日、安定的な皇位継承をめぐって、衆参両院の正副議長が非公式の協議を開催。翌28日には、前日の協議で示された「立法府の総意」の取りまとめ原案が相次いで報じられた。
これまで議論されてきたのは、
【1】《女性皇族が結婚後も皇室に残れるようにする案》
【2】《旧宮家の養子案》
の2つ。今回示された原案では、この2案は基本的に「妥当」とされ、かねて意見が割れてきた「女性皇族の夫や子の身分」については、明記が避けられた。
「愛子さまが人生設計をされる上でも非常に重要な、“夫と子の身分”については、不明瞭なまま。とはいえ与党は“夫や子は一般人のままとすべき”と強く主張しており、その方向性で法改正が進められていく公算が高まっています。
仮に愛子さまが結婚後皇室に残られ、“夫や子は一般人のまま”である場合、愛子さまのお相手には“皇族の配偶者である一般人”という、これまで誰も経験してこなかった立場を強いることになります。愛子さまに意中の人がいらっしゃったとしても、お相手の方の深い理解や品格が求められることになるでしょう。これまでの内親王の方々に比べれば、結婚には高い“壁”があるともいえる」(皇室ジャーナリスト)

結婚後も、愛子さまは懊悩を深められることになりうるという。
「愛子さまにお子さまが生まれた場合、目下高まっている『愛子天皇待望論』と同じように、“愛子さまの子を天皇に”という声が上がってもおかしくありません。こうした事態は皇室が分断されることにもなりかねず、愛子さまはご自身のお子さまがそうした議論に巻き込まれることは望まれないはずです」(宮内庁関係者)
そんな中、愛子さまが将来の「道しるべ」として見据えていらっしゃるのが、上皇さまの長女・黒田清子さんの姿かもしれない。
「清子さんは結婚後もたびたび参内され、上皇ご夫妻のよき相談相手として皇室を支えてこられました。宮中晩餐会に出席されるなど国際親善の舞台にも立たれ、さらに2017年からは、伊勢神宮の祭主を務めていらっしゃいます。この職務は天皇の代行として、神々に祈りを捧げる重要な役割。戦後は必ず“天皇の娘”がその職に就いています」(前出・宮内庁関係者)
関係者は「将来的に愛子さまが祭主に就任される可能性は高い」と口を揃える。
「国民のために祈りを捧げることは、皇室にとっての重要な役割の1つです。愛子さまは天皇家の一人娘として、その重責を担われる決意を固めていらっしゃるかもしれません」(前出・宮内庁関係者)
不明瞭な愛子さまの未来。新・皇室典範は“生身の人間”である女性皇族に寄り添ったものとなるのか。
※女性セブン2026年6月18日号