
11月に2度目となる海外公式訪問が控えている愛子さま。一方、天皇皇后両陛下は6月13日からオランダ・ベルギー訪問が予定されており、世界各国と日本を結ぶ存在として皇室の重要性はますます高まるばかりだ。皇室の方々は今後、どこに足を運ばれるのか。【前後編の後編】
機運高まる“欧州訪問”
愛子さまの昨年のラオスご訪問が大成功だっただけに、期待が高まる秋のシンガポールご訪問。一方、目下宮内庁内部では、その“先”を見据えた検討が水面下で行われているという。とある宮内庁関係者は、「愛子さまの来年の渡航先、つまり、シンガポールの次なるご訪問先として、欧州が選ばれる機運が高まっています」と語る。
「皇室の海外訪問先は、先方から招待があった国の中から、『外交関係樹立○周年』など、関係の節目にあたる国が選ばれることが多い。両陛下のご訪問先が第一優先で選ばれ、ほかの皇族方との兼ね合いも考慮しながら、それぞれの行き先が決定することになります。来年の外交周年のめぐり合わせや背後にある“事情”を勘案すると、目下、愛子さまの欧州訪問が現実味を増しているのです」(宮内庁関係者)
2027年、皇室の海外訪問をめぐる“事情”とはいかなるものか──。
「まず、外交周年などを踏まえ、来年の訪問先の有力な候補として挙がっているのが、タイやアメリカ、そしてデンマークやルクセンブルクなどの欧州の国々です。その数ある候補の中で、両陛下が訪問される可能性が高いのが、アメリカ。2027年は日米友好の証としてワシントンD.C.に3000本の桜が寄贈されたことを起源とする『全米桜祭り』が100周年の節目となります。
令和以降、両陛下の海外訪問先は、インドネシア、イギリス、モンゴル、そしてオランダ・ベルギーと続いてきました。訪問されるエリアはなるべく重ならないようにするのが慣例ですから、来年はアメリカ大陸を訪問されるのが現実的なのです。実際、昨年10月にトランプ大統領が来日した際は、『ぜひホワイトハウスへ』と両陛下に直接、招待の弁を述べています」(前出・宮内庁関係者)

一方、来年修好140周年を迎えるタイは、秋篠宮ご一家が訪問される公算が高いという。
「タイと秋篠宮家の親交は非常に深いものがあります。2003年8月には、眞子さん、佳子さまを連れてご一家でご訪問。また秋篠宮さまはタイのシリントン王女と共同研究も行われている間柄です。
さらに、仮に愛子さまがタイを訪問されるとなれば、ラオス、シンガポール、タイと3年連続で東南アジアが続くことになってしまう。来年、皇室のご訪問先としてタイが選ばれるならば、秋篠宮家のどなたかが訪問されることになるでしょう」(前出・宮内庁関係者)
これらを総合的に勘案すると、愛子さまが欧州を訪問される可能性が高いというのだ。
「来年、日本とデンマークは外交関係開設160周年、ルクセンブルクも外交関係開設100周年にあたります。王室を冠する両国とは、上皇ご夫妻よりも前の時代から、世代を超えた交流の機会が持たれてきました。次世代の皇室を担う存在として、愛子さまも長年の絆を引き継いでいくご覚悟を強めています。
愛子さまはラオス、シンガポールでのご経験を生かし、王室文化の根づく欧州の地で国際親善においてさらなるステップアップを果たされることになるでしょう」(前出・宮内庁関係者)