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【実録・児童虐待事件簿】「自分で血を拭け」ライターで髪を焼き、馬乗りで殴打…2006年に逮捕された36才継母の供述と、執行猶予判決の顛末

(写真はイメージ、PIXTA)
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古今東西、家族関係の悩みはなくならず、とりわけ嫁姑問題は時代が変わってもなお永遠だ。実際の事件を紐解くと、深い憎しみが、一線を越えてしまう悲劇が明らかに──。

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「父親がいないときにいじめられている」「(虐待を)父親は知っていたが、父親から学校に言うなと言われている」──。

2006年9月、近畿地方に住んでいた9才の少女が顔にけがをしていたことから、小学校の教員が専門窓口に連絡。その後、同窓口が警察に連絡したことで虐待が発覚した。傷害容疑で逮捕されたのは、女児の継母・竹林若子(仮名・36才)だった。

「取り調べの結果、若子は9才の次女を含む3姉妹に虐待を繰り返していたことがわかりました。実は同窓口は3姉妹が虐待されている可能性を事件の2年前から把握していました。

しかし、当時の職員が父親と面談したのは把握してから1年後。そこで“しつけの範囲を超え、虐待に当たる”と指摘しましたが、父親は“今後は手を上げない”と約束しました。そのため、注意にとどまったといいます。しかし、虐待は終わらなかったのです」(地元紙関係者・以下同)

数年に及ぶ虐待は、若子が’2002年に新聞販売店店長だった父親と再婚したことで始まった。3姉妹は父親の連れ子で、若子は再婚直後から虐待を始めていたという。

「若子は“子育てをしない約束で結婚したのに夫の帰りが遅く、子供が自分の思い通りにならず腹が立った”と供述しました」

右腕の骨を折る重傷を負わせるも9日間放置した

警察の取り調べで明らかになった虐待は凄惨の一言だ。

「たばこの火を押し付ける」「ライターの火で髪の毛を焼く」「馬乗りになって殴りつける」「ハイヒールのヒール部分で殴る」「ほこりを食べさせる」など、3姉妹の悲惨な日常の一端がうかがえる。食事はおかず抜きで、白米だけという日が多かったという。

「2003年に、若子は子供部屋で遊ぶ次女にうるさいと腹を立て、投げ飛ばし、右腕の骨を折る重傷を負わせています。

しかも、9日間も放置した。夫から“骨が折れてるのでは?”と言われ、ようやく病院に連れて行ったそうです」

3姉妹が通う小学校では、入学当初から何度も不可解なけがを負っていたため虐待を疑っていた。しかし、3姉妹は「けんかした」などと説明し、学校は虐待と判断できなかったという。

父親にも救われず、学校にも気づいてもらえず“地獄のような日々”を送っていたのだ。直接の逮捕事案となった虐待の内容も凄惨だった。

「その日、若子は次女に安売りのシングルのトイレットペーパーを買うように頼んだものの、ダブルを買ってきたことに腹を立て、顔を数回殴って転倒させ、額に3週間のけがを負わせました。このときも“自分で血を拭いて、自分で手当てしろ”と言い放ち、病院に連れて行かなかった。

若子は逮捕後、“(殴った後は)私の言うことを守らないからこうなるんだと、スッキリした気持ちになった”と供述しました」

裁判で若子は、懲役2年6か月、保護観察付の執行猶予5年が言い渡された。

※年齢は事件当時。

※女性セブン2026年7月30日・8月6日号