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雅子さま、全力で公務に臨まれることで深まる懊悩 ご自身の発言がメディアであまり取り上げられず「国民に言葉が届いていない」と落ち込むことも…そっと寄り添い支える愛子さまの苦心

ご公務に全力で臨まれている雅子さま(2026年8月、東京・台東区。撮影/JMPA)
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「公務に込めた思いを、どうすれば国民に届けられるのか」。その問いを胸に抱え続ける雅子さまに、愛子さまはそっと寄り添われている。各地で紡がれる愛子さまの言葉には、懊悩を深める母への思いがにじんでいて──令和の皇后のご覚悟、それを支えるプリンセスのお姿を詳報する。

“愛子さま不在”の理由

《少しでも両陛下や他の皇族方のお力になれますよう、私のできる限り、精一杯務めさせていただきたい》

 2022年3月、初めての記者会見に臨まれた愛子さまは、成年皇族としての決意をこう語られていた。あれから4年余り。愛子さまの歩みはいま、母・雅子さまを確かに支えられている。

 8月28日、日本の皇室と絆の深い北欧の王国から、一通の悲しい報せが届いた。

「ノルウェー国王のハラルド5世が89才で亡くなりました。ハラルド5世は上皇ご夫妻と同世代。ヨット競技の選手として1964年の東京五輪に出場した経験もあり、2001年に国賓として来日した際には、上皇ご夫妻自ら、五輪会場となった江ノ島の施設を案内されています。訃報に接し、両陛下が皇室を代表して弔電を送られました」(皇室記者)

 今年6月には、亡くなった国王の長男・ホーコン8世が来日したばかり。両陛下は御所で夕食を共にし、食後には愛子さまも加わって懇談されている。

「今回、国王の訃報を受けて王位継承順位1位、つまり皇太子になったのが、愛子さまの2才年下であるイングリッド・アレクサンドラ王女。愛子さまの“幼なじみ”であるオランダのアマリア王女、そしてベルギーのエリザベート王女とも、同世代のプリンセスとして交流が深い人物です」(皇室ジャーナリスト)

責務を果たそうと励まれている愛子さま(2026年8月、滋賀県米原市。撮影/JMPA)
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 いま欧州では「女王の時代」到来へ向けた動きが加速度的に進んでいるという。

「この8月、スイスとオーストリアの隣国・リヒテンシュタインで法改正が行われ、国家元首の地位が、性別を問わず長子優先で継承されることになりました。これにより、ヨーロッパすべての立憲君主国で、女性君主が認められることに。欧州では近い将来、国の“顔”として、愛子さまと同世代の女王たちが並び立つことになるでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)

 一方、日本のプリンセスである愛子さまもまた、この夏、ご自身の責務を果たそうと励まれている。8月18日、両陛下は東京・上野で開催されている特別展『空海と真言の名宝』へ。

「事前の発表では、お出ましは陛下のみとされていましたが、ご体調の調整がうまくいったのでしょう、会場には雅子さまもいらっしゃいました。一方、主催者側からは、“ご一家3人で”との願い出が出ていたようです。しかし当日、会場に愛子さまのお姿はありませんでした」(前出・皇室記者)

“愛子さま不在”の理由は何だったのか。とある宮内庁関係者が語る。

「この夏は、7月末の熊本地震に加え、千葉豪雨など、各地で甚大な災害が相次いでいます。日本赤十字社(以下、日赤)では多くの職員が被災地入りし、それ以外の職員たちもバックアップに追われているようです。愛子さまも非常事態に際し、被災地へのサポートを優先されたとのこと。雅子さまが陛下に同行されたのも、愛子さまのこうした奮闘ぶりに触発される部分があったのでは」

 さらに、愛子さまは今秋、両陛下の“重要ご公務”を補佐される予定も控えているという。

「10月、四大行幸啓の1つである『国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会』が青森県で開催されます。愛子さまは、両陛下が開会式に臨席された直後、入れ替わりで現地入りされる予定です。休日返上でのご公務ですが、三連休を利用しての訪問は、日赤での勤務への影響を最小限にしたいという配慮もあるようです」(前出・宮内庁関係者)