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先月『FIFAワールドカップ』の会場となった、米ニュージャージー州のメットライフ・スタジアム。ハーフタイムショーで観客を熱狂させたBTSが、再び同会場を歓声で埋め尽くした。
8月1~2日、BTSのワールドツアー北米公演が開かれ、約15万7000人ものファンが詰めかけたのだ。
今年3月、新アルバム『ARIRANG』と共に華々しいカムバックを果たしたBTS。その裏では彼らのある決断が、音楽業界に波紋を与えてもいた。
「7月末、グラミー賞へのエントリーをBTSが見送ったと報じられたのです。メンバーは揃ってインスタグラムに『地域や言語によって分断されるのではなく、ありのままの姿で聴かれ、愛されることを願っています』と韓国語で投稿しました」(芸能関係者)
その背景を、音楽ジャーナリストの伊藤なつみ氏が解説する。
「グラミー賞は今年から新設する5部門のうちの一つとして『ベスト・アジアン・ポップ・ミュージック・パフォーマンス部門』を発表しました。ノミネートの門戸を広げる意図だと見られますが、一方でアジア系アーティストを年間最優秀アルバム賞などの主要部門から”隔離”することに繋がりかねないと懸念されていたのです」(伊藤氏・以下同)
グラミー賞側は「差別的な意図はなく、主要部門の受賞も同時に目指せる」と釈明。しかし権威ある賞にNOを突きつけたBTSには、世界中から称賛の声が集まっている。