
スーパーやコンビニで、ひときわ目を引く鮮やかなオレンジ色のパッケージ。私たち日本人にとってこの“農協のオレンジカラー”って、子どもの頃から慣れ親しんでいるせいか、見るとやけに安心感がありますよね(笑)。そんな「農協」にちなんだアイスモナカやカステラがあるのをご存じですか?お菓子缶研究家でもある私、中田ぷう。今、そのおいしさにドハマりしています!
香ばしいモナカとすっきりとしたミルクアイスのタッグが最強!

初めて見かけたのは今年の夏の初め、スーパーのアイス売り場でした。“農協のオレンジカラー”、目を惹くんですよね!しかもあの濃厚ながら後味すっきりな「農協牛乳」を手掛ける共同乳業さんが作ったアイスモナカならおいしいに違いない!と思い購入。
食べてみてまずびっくりしたのが、モナカのパリパリ感。国産の水稲もち米を使って作られているせいでしょうか。薄い焼き色なのですが、抜群の香ばしさなんです!そしてアイスに使用している乳原料はすべて北海道産。良質な生乳とそれを基にした生クリームなどで作られているそうで、濃厚なのに後味すっきり!あのアイスを食べたあとのベタつきがないんです。

おこげを思い起こさせるモナカが、ミルクアイスのみずみずしさを引き立てているんですよね。あまりのおいしさに私など1度に2個食べてしまうほど(笑)。なのでいつも“大人買い”して冷凍庫にストックしています。
わが家の近くのスーパーマーケットでは約120円で売っているのですが、これは120円のクオリティを遥かに超えたおいしさ!「京都宇治抹茶」味もありますが、私の推しはダントツ“オレンジ”の「北海道ミルク」です!
口の中でしっとり&広がるミルクの甘み「ふんわり農協牛乳カステラ」

「ニッポンエール(※)」ブランドの1商品として誕生したこのカステラ(製造はスイートファクトリー)。スーパーマーケットのパン売り場で見つけることができます。うちの近所のスーパーでは160円で売っています。
※「ニッポンエール」とは、「にっぽん生まれ、にっぽんそだち。」をキャッチコピーに、「JA全農(全国農業協同組合連合会)」が2019年に立ち上げたオリジナル商品ブランドのこと。

袋から出すとまず“カステラの焦げ目の面”が登場。こんがりと艶めくキャラメル色、この美しさ、たまらないですよね!やっぱりカステラはこの焦げ目がないと!

そして見てください、このスポンジ部分!指先で触れるのをためらうほど気泡が繊細できめ細やかなんです。だから噛んだときにしっとり、ふんわり!スフレのような吸いつく食感を感じられるんです。
「農協牛乳」が贅沢に配合されているので、卵の力強さにミルクのコクとまろやかさがしっかりと加わり、他のカステラとは一線を画すやさしくて奥行きのあるおいしさ。これ、スーパーで買える商品としてレベルが高すぎます!
しかも100円台ですからね!?
本来なら何切れかに切って食べるのが正しい食べ方かもしれませんが、軽くて1本1人でいけてしまうので、私は切らずに“やんちゃ食べ”をしています(笑)。
いかがでしたか。暮らしの中、近所のスーパーマーケットで買えるおいしいスイーツを知っていることは本当に大切!なぜなら忙しい日々の大事な“句読点”になるからです。「農協」のおいしいスイーツ、ぜひ見つけたら味わってみてください。
文/中田ぷう
お菓子缶研究家・フードジャーナリスト。お菓子缶に魅せられて50年。レトロケーキを追いかけて10年。オタク気質で雑貨にも詳しい「ときめきの天才」。執筆活動のほか、お菓子缶の開発・監修、百貨店や雑貨店の催事監修に携わる。著書に『素晴らしきお菓子缶の世界』、『素晴らしきレトロケーキの世界』(ともに光文社)ほか。Instagram→@pu_nakata_tin