美容

カーリング娘、石田ゆり子との共通点は透明感あるメイク

「なんてきれいでスタイルもいいの…」、「同じ人とは思えないほどの美しさよね」。女性たちは女子フィギュアスケート・金メダリストのザギトワ選手(15才)を見て思わずため息を漏らす。しかし、日本女子も負けていない。熱い視線を浴びていたのが、カーリング女子日本代表選手たちだった。

左から吉田夕梨花(24才)、鈴木夕湖(26才)、吉田知那美(26才)、藤澤五月(26才)、本橋麻里(31才) 撮影/雑誌協会代表取材
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「カーリング韓国代表の“メガネ先輩”ことキム・ウンジョン選手(27才)は、氷の上でのキリッとした表情と、眼鏡を外した普段とのギャップで韓国男性から人気No.1といわれていますが、同じくらい人気だったのが、藤澤五月選手(26才)。人気女優のパク・ボヨンに似ていると評判で、海外メディアにも美女として取り上げられていました。現地のボランティアの韓国男性たちは隙を見つけてはカー娘と写真を撮ってもらっていましたよ」(スポーツ紙記者)

日本カーリング史上初の銅メダル獲得の偉業より、あまりにその美貌について報じられすぎ、「カーリング女子嫌い」というニュースもあるほどの注目を浴びてしまった彼女たちだが、「テレビで見慣れたアイドルたちとは違う“素朴感がいい”」(テレビ局関係者)という声が圧倒的だ。

とはいえ、よく見てみると、素朴っぽいノーメイク風ではあるけれど、まつげエクステに、トレンドの眉、そして透明感ある肌感──あれ、誰かに通じるような…アッ、石田ゆり子(48才)だ!

ロッセット所属ヘアメイクの千葉智子さんが解説する。

「5人とも特徴あるメイクには見えませんが、際立つほどのナチュラルメイクは、石田ゆり子さんと共通していますね。ポイントはしっかり押さえていて、ノーメイクのような清潔感と、透明感ある素肌が特徴です」

いまなりたい顔No.1
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石田といえば、今、なりたい顔No.1女優で、著書『Lily』(文藝春秋)も売れている。

「石田さんは素材を生かすメイクが上手で、黒目がちな目元、素肌、通った鼻筋など、それぞれを最大限に生かしています。平行で太めの眉が優しい雰囲気を作り、若々しく、顔全体のバランスがよくなります。カー娘の彼女たちも眉や黒目がちな目元など生かして優しいナチュラルメイクに仕上げていますね」(前出・千葉さん)

石田は自著の中で、ベースにはBBクリームやCCクリームを塗り、気になる部分にはしっかりコンシーラーを塗って隠しているといい、

《「すっぴん」と言われますが、わたしはすっぴんでいたことはほとんどありません》と、実はメイクであることを明かしている。

その「石田顔」、「カー娘顔」になるにはどうすればいいのか。前出の千葉さんが説明する。

「ポイントはやはり透明感。ファンデーションは全体に塗ろうとはせず、気になる部分を隠す程度。チークは自然な色みのものをほんの少しのせる。眉はパウダリーなどで優しく仕上げ、目元はマスカラなどは使用せず、アイラインも黒色は目の際だけ。少し太めに入れる場合は茶色にしましょう。口元は唇の中央に赤ピンクのカラーの口紅をのせてボカし、上からベージュをかぶせてなじませます」

ナチュラルといっても自然のままではどうしても出せないまさに「プロナチュラル」の技。ずぼらスッピンとは一線を画す、入念に作り込まれた素顔感にも、メダル級のセンスとテクニックが必要なようだ。

※女性セブン2018年3月15日号

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