愛子さま、大阪・滋賀訪問での爽やかな姿 『フェルメール展』でミッフィーと握手 福祉施設ではボッチャで高得点、お見送りの子供が「もう帰るの?」と泣き出すハプニング
「すっごく重かったんです」
21日の午後、琵琶湖博物館を視察した後に愛子さまが足を運ばれたのは、米原市の福祉施設「ふくしあ」。ここは、リハビリ施設や外来診療所、児童発達支援センターなどを備えた複合施設で、昨年ご訪問するはずだった“約束の地”でもある。さらに2018年には両陛下も訪問されており、愛子さまにとっては、ご両親の足跡をたどる場所でもあった。
「親子2代で来ていただいて、本当に幸せです」
そう語るのは、8年前、両陛下のご訪問時にも対応にあたった中村泰之施設長。実際に言葉を交わすなかで、中村施設長は、愛子さまから両陛下それぞれの面影を垣間見たという。
「愛子さまがまとう優しく包み込まれるような空気感は、まさに陛下と同じでした。愛子さまは、カメラが回っていない廊下でもずっと笑顔で、気さくにお話ししてくださるんです。私が、愛子さまが8月上旬に伊勢神宮で『お木曳行事』に参加されたときのことを話題にすると、『あれ、実は何トンもあって、すっごく重かったんです』と笑っていらっしゃいました。
子供たちだけでなく、私にまで『お忙しいでしょうから、お体にどうか気をつけて』と気遣ってくださって……実は前回いらした雅子さまからも、同じお言葉をいただいたんです。愛子さまは、醸し出す空気感は陛下に、細やかな気遣いは雅子さまに似ていらっしゃると感じました」
さらに、愛子さまが両陛下から託された“伝言”を届けられる場面もあった。
「今回、愛子さまへのご説明にあたった職員の中に1名、両陛下がいらした際にも対応した者がおりました。愛子さまは一度、その職員の担当する場所を通り過ぎられたのですが、その後、その職員を名指しで『お伝えし忘れたことがありました。もう一度お会いできませんか』と申し出られたのです」(中村施設長)
そこで急遽、その職員と愛子さまとの対面の機会が改めて設けられることに。愛子さまはこう切り出されたという。
「“8年前、大変詳しく説明していただいて、感謝しております。どうもありがとうございました”と、両陛下がおっしゃっていました」

中村施設長が続ける。
「愛子さまは、その職員の名前をきちんと覚えていらっしゃいました。もちろん、両陛下が名前を覚えていらしたからこそ、愛子さまに伝言を託されたのでしょう。8年前のことを、そこまで大切に覚えてくださっていたのかと思うと、本当に驚きました」
施設内で、愛子さまはパラリンピックの正式種目の1つである競技「ボッチャ」にも挑戦。目標となる白いボールに向かって、赤・青のそれぞれ6球ずつボールを投げたり転がしたりして、いかに近づけるかを競う。愛子さまが投じられた2球は、どちらも高得点のエリアに着地した。
「愛子さまはこの日に備えてボールを自作し、御所で練習されていたそうです。本番は特にうまくいったとのことで、『私の最高得点です!』とうれしそうにおっしゃっていました」(中村施設長)
こうした愛子さまのお姿は、子供たちの心にも深く残ったようだ。
「愛子さまがお帰りになるとき、お見送りした子供のひとりが『もう帰るの?』と泣き出してしまったんです。愛子さまも後ろ髪を引かれるようなご様子で、名残惜しそうにされていました」(中村施設長)
(第2回につづく)
※女性セブン2026年9月10日号