栄養たっぷりな旬の野菜は、ダイエットの強い味方。そこで、「ABC HEALTH LABO(エービーシー ヘルス ラボ)」に、「冬瓜」のレシピを3つ教えてもらった。この時期ならではのおいしさを堪能して。
冬瓜と書くので冬の野菜のようだけど、実は7〜9月が旬の夏野菜。皮が厚く、丸ごと涼しい場所で保存しておけば冬まで保つことから、この名前がついたのだとか。
健康と美容にうれしい「冬瓜」の栄養素と調理のコツ
冬瓜は95%が水分なので低カロリーで、ダイエット中の水分補給や栄養補給にもぴったり。「カリウム」の含有量が多いため、むくみ予防に効果が期待できる。さらに、食物繊維を含み、腸内環境をととのえてくれるため、免疫力を高め、キレイな肌作りもサポートしてくれるそう。
淡泊な味わいでどんな食材とも相性がよいので、だしなどと一緒に、煮物、汁物、和え物などにするのがオススメ。「たんぱく質」が豊富な肉類や「ビタミン」、「ミネラル」を含む野菜などと組み合わせて、体の中からキレイに働きかけて。
おいしい冬瓜を選ぶポイントは?
・緑色が濃く、鮮やかな色をしているもの
・持ったときに重いと熟している
冷凍保存もできる「冬瓜の煮物〜枝豆そぼろ餡仕立て〜」
鶏ひき肉は低カロリーなうえ、美肌効果がうれしい食材。よりコクを味わいたいのなら、豚ひき肉を使っても。カロリーは上がるけれど、ビタミンを摂ることができ、脂肪燃焼の効果も。なめらかな食感の冬瓜からしみ出すだしと枝豆の歯ごたえに夏を感じて。
カロリー…153kcal(1人分) 調理時間の目安…30分
煮込むほどおいしい「牛すじと冬瓜のトロトロカレー」
だしと冬瓜を組み合わせた“和風カレー”は、翌日に持ち越しても飽きがこない優しい味。アキレス健のあたりの肉「牛すじ」は、美肌にいいといわれるコラーゲンを含み、低カロリーなのもうれしい。 冬瓜料理のヴァリエーションとしてレパートリーに加えて。
カロリー…404kcal(1人分) 調理時間の目安…75分
食物繊維をたっぷり摂れる「具だくさん味噌汁」
具だくさんの味噌汁はそれだけで満腹感を得られるし、摂取カロリーを抑えることができるのがポイント。このレシピでは、ふだんの食卓にのぼる野菜の中でも食物繊維を多く含むものを選んでいるので、便秘への効果も期待できる。
白味噌を使うと、見た目も美しく味はあっさり、と夏仕様に。夕飯用で多めに作って、朝にもいただくのもオススメ。
カロリー…147kcal(1人分) 調理時間の目安…15分
監修:ABC HEALTH LABO(エービーシー ヘルス ラボ)
東京を中心に全国約28万人が通うお料理教室「ABC クッキングスタジオ」の中で、ヘルスケアビジネスを推進するチーム。医療、美容、スポーツの観点から食を研究し、レシピ提案やセミナー、食事カウンセリングや料理レッスンを行っている。公式サイトは、https://www.abc-cooking.co.jp/labo/
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