社会

雅子さま、決断の“ぺたんこ靴” 美智子さまが守り続けた伝統「かかとの高い靴」と決別、熊本訪問で「黒いローファー」を選択 ハードな日程で負担軽減を目指したか

プライベートな姿を発信

 ご公務を通して自然体の姿をお見せになる両陛下。そんなおふたりの追い風となっているのが、国民の厚い支持だ。背景には2023年4月に発足した宮内庁広報室の存在も大きいという。

「皇室に関する正確な情報をタイムリーに提供するために新設されました。広報室主導で2024年には公式インスタグラムが、2025年にはYouTubeが開設され、両陛下のご公務の様子が迅速かつ広範に届けられるようになりました」(別の宮内庁関係者)

 インスタグラムでは日々のご公務のほか、日頃知る機会が少ない、ご一家のプライベートを垣間見ることもできる。昨夏には静岡県・須崎御用邸でのご静養時にご一家が海水浴を楽しまれる写真が投稿され、注目を集めた。

「9月19、20日に愛知県を訪問された両陛下は、長久手市にあるジブリパークにも立ち寄られました。そこでは映画『千と千尋の神隠し』に登場する『カオナシ』との3ショットを撮影される場面も。この写真が21日に公式インスタグラムに投稿されると大きな話題となりました。

 さらにその翌週には『となりのトトロ』のネコバスにおふたりが揃って乗り込む写真も公開。ネコバスの写真は陛下がジャケットから取り出された私物のスマホで撮影されたという話題も相まって、『いいね!』の数が137万件を超えるなど今年度いちばんの反響です(10月5日現在)。雅子さまとのツーショットをご自身のスマホに残したいという陛下の愛情も、多くの国民の共感を呼んでいます」(前出・別の宮内庁関係者)

両陛下はジブリ作品がお好きだという(2026年9月、愛知県長久手市。宮内庁のインスタグラムより)
写真29枚

 皇族方が被災地に赴くのは、直接国民に寄り添うためだけでなく、ご訪問が報道されることによって国民がその地域の現状を知る機会を増やすという意味も込められている。

「熊本へのご訪問を前に、話題性のある投稿をされたのは、まさに広報室の戦略でしょう。いま一度、被災地への関心が高まることに大きく寄与したはずです。

 実際に投稿を行うのは広報室の職員ですが、写真の選定や文言の作成にあたっては当然、両陛下から了承を得ています。つまり、おふたりの理解と信頼を得た上で積極的な発信が行われているということ。今回の“成功”を受け、話題を集めるような両陛下の素顔が見られる機会はますます増えていくのではないでしょうか」(前出・別の宮内庁関係者)

 美智子さまの教えを受け継ぎつつ、あえて女性皇族の象徴のひとつだったヒールを脱ぐ選択をされた雅子さま。国母としてのお覚悟とともに、今後も新たな風を皇室に送り込まれていく。

※女性セブン2026年10月22日号

関連キーワード