約27kg減の産後ダイエットを成功させた経験をもつビヨンセのダイエット法をご紹介。
【ダイエット法02】約30㎏減を叶えた「22日間ビーガン・ダイエット」
こちらは、22日間、卵や乳製品を含む動物性食品を一切食べず、植物性食品だけを摂る”ビーガン”に徹する食事法。
考案したのは『22 Days Revolution』という著書をもつマルコ・バーガス(Marco Borges)。22日という日数は「人は習慣を変えるのに21日かかる」という理論に基づいているのだとか。
バーガスは、ビヨンセの夫であるJay-Zの友人で、ビヨンセのトレーナーも長年務めている。「かねてから2人に植物ベースの食事に切り替えることを勧めていた」と女性向けヘルス誌『SHAPE(シェイプ)』」に語っている。
Jay-Zはヨーロッパツアーを終えた2013年12月に、44歳の誕生日記念として「22日間ビーガン・ダイエット」に取り組むことを自身のウェブサイトで表明。ビヨンセもこれに参加し、産後太り解消に役立てたよう。
ビヨンセは以後もグラミー賞の授賞式など、気合いを入れて体を整えたいときに、「22日間ビーガン・ダイエット」を決行。今年の3月にはコーチェラ・フェスティバルを目指して、なんと44日間も「ビーガン・ダイエット」を行っている。
ウェブメディア『EVERYDAY HEALTH(エブリデイ・ヘルス)』がまとめたところによると、「22日間ビーガン・ダイエット」の基礎ルールは以下。
□ 動物性食品はNG
□ できるだけオーガニックを選ぶ
□ 植物性食品でも加工品は避ける
□ 食物繊維、脂肪、プロテインを、8:1:1のバランスで摂取
□ 水をたっぷり飲む。
□ 1日30分の運動も習慣づけると、なおよし!
「22日間ビーガン・ダイエット」の効果と感想は?
このダイエット法を試した3人の女性編集者の感想をチェック!
ウェブメディア『POPOSUGER(ポップシュガー』のクリスティーナ・ナジャー(Christina Najjar)は、1週間のお試しチャレンジ。
NY在住の彼女は街で噂のビーガン・スポットでの食事を楽しんだ彼女は、「きちんとはルールに沿っていない」と自身で認めているせいか、体重の変化は報告していない。ただし、動物性食品なしでもおいしさも分量も満足がいく食事ができ、さらに体調も気分もよかった、と感想を述べている。
女性向けヘルス誌『Women’s Health(ウィメンズ・ヘルス)』のトレイシー・フォード(Tracy Ford)と、ファッションブログ『The Coveteur(コベチュア)』のミシェル・パサード(Michelle Persad)は、考案者・バーガスのウェブサイト『22 Days Nutrition』で販売しているデリバリー食(ひとり9.76〜16.50ドル)を利用している。
こちらは1週間に一度まとめて冷凍状態で届けられ、電子レンジで温めるだけ。パサードによると、3食×22日間で609.84ドルで、決して安い値段ではない。
フォードは1週間だけお試しのつもりで取り組んでいたけれど、2.7kg減という結果にやる気が上がり、22日間のビーガン・ダイエットを達成。彼女もビーガン食には量・味ともに満足していたようで、「私の食習慣は確実にいい方向に変わった」と報告している。
一方、グルメを気取るパサードは、デリバリー食に不満いっぱい。5日目には「どれも同じ味の気がしてきた…」とバッサリ。ほとんどの間、空腹感を覚えていたそう。
ただし「体が軽くなった」と、「22日間ビーガン・ダイエット」の効果は評価。また、食事内容が決まっているこのダイエット法をしたことで、「自分の生活が食事中心に回っていて、そこに多分な時間を費やしていたことを痛感。実際、この期間中は仕事の効率が上がった」とも述べている。
* * *
このダイエット法を実践する場合、日本ではバーガスのデリバリーサービスは利用できないし、ビーガン食のレストランは少ないのが難点。バーガスの著書やウェブのレシピを実践するにしても、材料探しを含めて、努力が必要だ。
また、『EVERYDAY HEALTH(エブリデイ・ヘルス)」』も食物繊維をふんだんに摂ることになるので、1日1食をビーガンにするなど、体を慣らしながらの実践がベターとアドバイスしている。
3人の記事から察するに、食生活を変えるだけでは、劇的な体重の変化は見込めない。ただし、食事にデブの原因がある人には、しっかりと役に立つはず!
ちなみに、ビヨンセの【運動習慣】は?
ビヨンセは、仕事柄、ダンスで体を動かすのはもちろん、バーガスとも日々、トレーニングに取り組んでいる。
2009年に『POPSUGER』が報じたところによると、バーガスのトレーニングは「リバース・ランジ・プレス」や「ダンベル・フロント・スクワット」など、複数の筋肉を一度に鍛える種目がメイン。
これにトレッドミルでのランニングを組み合わせたりと、バーガスは短時間で効率よく体を引き締めるように工夫をしている。
また、ツアー期間は、パフォーマンスがある日はヨガとピラティスを1時間ずつ、ない日にはこれに筋力トレーニングをプラス。つまり、ビヨンセは休みなくボディメイクに励んでいるよう。第二子妊娠中には、人気フィットネスクラブ「SoulCycle(ソウルサイクル)」に通う姿も目撃されている。
ビヨンセの【お気に入りエクサ】5種目をチェック!
2015年2月、ミシェル・オバマ前大統領夫人が主導する「Let’s Move! campaign」の5周年を記念して、 自身が5種類のエクササイズをしている動画をインスタグラムに投稿。
ビヨンセが披露したエクササイズは、順に「スタンディング・オベリスク・クランチ」「メディカル・ボール・ロール・アップ」「ウェイテド・ジャブス」「ラテラル・パワー・ステップアップ」「ランジ」。
ちなみに、投稿には「これを5回やってみて」とも、「あなたもエクサ5種類の動画を投稿して」ともとれる「Gimme 5!(give me 5 の略)」のコメントが。夏を目指してダイエット中の人は、ビヨンセに倣ってエクササイズに励むのもいいかも!?
※この記事は抄訳です。
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