健康・医療

おからコーヒーダイエット|おからパウダー使った作り方と痩せる仕組みを解説

「おからコーヒー」は朝の1杯がベストタイミング

「いつ飲んでもいいのですが、朝食前に飲むのがおすすめです。食物繊維を豊富に含むおからは、腸の中で膨らみ腹持ちがよくなるので、1日の最初の食事から過食を防げます。朝に飲めない時は、ランチや夕食の前、または、おやつ代わりに。いずれも食前が効果的です。何杯も飲むと早く痩せる気がしますが、多くても1日4杯までに。1日に多く摂るよりも、毎日の1杯を続ける方が、継続できて健康的に痩せます。コーヒーが苦手な人は、ヨーグルトやみそ汁に混ぜたり、料理やソースに加えて摂取しましょう」

小麦粉の代わりに揚げ物の衣やホットケーキの生地にしたり、ハンバーグなどのつなぎにしたり。クセのないおからパウダーは、食材を選ばないため幅広い料理に使えて便利。

「おからは大豆製品ですので、大豆アレルギーの人は控えましょう。また、持病がある、治療薬を服用している、妊娠中の方は、まず医師に相談した上で始めてください」

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まだまだある!「おから」のビューティー効果とは?

女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをするのが、おからに含まれる大豆イソフラボン。摂取することで、女性の美容と健康をサポートする効果がある。

「更年期障害、月経痛、生理不順など、女性特有の症状を緩和してくれます。骨粗しょう症の予防にも。さらに、美のホルモンとも呼ばれるエストロゲンは、肌のハリや弾力、潤いの元となるコラーゲンを生成する美肌効果もある。老化を引き起こす活性酸素を抑制する抗酸化作用もあるので、若々しさを保つためにも、毎日のおからコーヒーは欠かせませんね」

「美しく痩せる」を実現するためにぜひ食習慣に取り入れてみては?

教えてくれたのは:医師・工藤孝文さん

工藤孝文さん
写真5枚

減量外来・糖尿病内科医。福岡大学医学部卒業後、アイルランドとオーストラリアへの留学を経て、現在は福岡県みやま市の工藤内科で診療を行う。日本内科学会、日本肥満学会、日本糖尿病学会、日本東洋医学会、日本抗加齢医学会、日本女性医学会、小児慢性特定疾病指定医。『ガッテン!』(NHK総合)、『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)など、テレビ出演も多数。YouTubeチャンネル『シックスパックのイケメン医師工藤孝文先生のダイエット外来』も配信中。工藤孝文先生の公式HP

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