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【名医が愛するコンビニ飯】ビタミン豊富な「栄養バー」、糖質オフクッキーなど厳選4品

「糖質50%オフ!」「1日分の野菜が摂れる!」――キャッチーな誘い文句に、“健康によさそう~”と、すぐさま反応してしまいがちだが、意外に添加物が入っていたりするものも…。美肌や美ボディを維持し続けている美容系医師は、コンビニでどんな商品を選んでいるのだろう?

『EPA+(エパプラス)ひとくち豆乳クッキーチョコチップ入り』、『素焼きアーモンド』、『スローバー さつまいも&栗』、『乳酸菌ショコラ グラノラ モバイルパウチ』の4商品が置かれている
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医療法人康梓会ワイズサイエンスクリニック広尾 統括院長でアンチエイジング専門医として知られる日比野佐和子さんは、スーパーが閉まっている時間や、出張先などでコンビニを利用することが多いという。そのときの選び方についてこう語る。

「なるべく、保存料が含まれる加工食品や、酸化防止剤を添加した商品は選ばないようにしています。例えば、糖質制限をうたった商品でも、添加物の多い加工食品も少なくなく、そうした商品は腸内環境を乱し、不健康を招く場合もあります。また、パンを選ぶなら、血糖値が上がりにくいとされる、全粒粉を使ったパンや、グルテンフリーの米粉を使用したパンを選んでいます。また、糖質制限やアンチエイジングの効果が期待できる、抗酸化成分や美容成分を含有している新商品にも注目しています」(日比野さん)

自分が納得する“体が喜ぶ食べ物”を、厳選している日比野さん。おすすめのコンビニフード4品を教えてくれた。

豆乳の大豆イソフラボンが美肌へ導く!

『EPA+(エパプラス)ひとくち豆乳クッキーチョコチップ入り』
『EPA+(エパプラス)ひとくち豆乳クッキーチョコチップ入り』(ニッスイ)159円(税込、編集部調べ)
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1袋に、いわしやさんまなどの青魚に多く含まれる、オメガ3(n-3系脂肪酸)のEPAとDHAを300mg配合。また、気になる糖質は、日本食品標準成分表2015年版(七訂)のビスケット(ソフトビスケット)と比べて、50%オフ。チョコチップはカカオ72%の高カカオを使用。ひと口サイズの食べやすさもGOOD!

「大豆から作られる豆乳には、大豆イソフラボンを含み、女性ホルモンと同様の働きが期待できます。更年期障害、月経痛などの女性特有の症状を緩和。また、肌のハリや弾力、潤いをキープする美肌効果も期待できます。どうしてもおやつが食べたくなった時に食べています。間食する場合は、美容やアンチエイジング効果のある商品を選ぶのが鉄則。ほんのり香るシナモンにはリラックス効果もあるので、気分もリフレッシュ!」

抗酸化の働きでアンチエイジングにも!

『素焼きアーモンド』
『素焼きアーモンド』(セブン-イレブン)375円(税込)
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アーモンドそのままの味と風味を楽しめる、食塩無添加の商品。カリフォルニア産のアーモンドを使用し、ドライロースト製法で、じっくり香ばしく焼き上げている。小腹が空いた時のおやつ、お酒のお供、砕いてサラダに…。シンプルなので、アレンジ次第で使い方いろいろ。

「ダイエットや健康の観点から、間食に最適なのは、血糖値が上がりにくいナッツ類。選ぶポイントは、油や塩分を使用していないこと。この商品は、素焼きで食塩無添加なのでOK。アーモンドには、抗酸化作用の高いビタミンEが豊富に含まれ、アンチエイジングにも有効です。さらに、便秘の解消に導く食物繊維も多く含まれています。間食用に、そのまま食べることが多いのですが、砕いてサラダにトッピングするのもいいですよ」

10種類のビタミンが入った栄養補充バー!

『スローバー さつまいも&栗』
『スローバー さつまいも&栗』(ブルボン)100円(税込、編集部調べ)
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手軽に食べられて、満足感(腹持ち感)にこだわった栄養調整食品。1本で、10種のビタミン、1食分のカルシウム・鉄、食物繊維3gを、摂取できるのも魅力。生地に、さつまいもとマロンのペーストを練り込んだ、さつまいも&くりのほか、チョコレートクッキー、チョコバナナクッキー、濃厚ココナッツミルクの全4種。

「食事を1食抜くと、次の食事で血糖値が上がりやすくなる。3食きちんと食べるようにしていますが、仕事などが立て込み、忙しくてどうしても食事の時間が取れない時には、補助栄養として利用しています。10種類のビタミンやカルシウムや鉄などが入って栄養価が高い一方、糖質は低いですから、ダイエット食としてもオススメです」

生きたままの乳酸菌をボディへ!

『乳酸菌ショコラ グラノラ モバイルパウチ』
『乳酸菌ショコラ グラノラ モバイルパウチ』(ロッテ)163円(税込、編集部調べ)
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食物繊維たっぷりの厳選したグラノラを、乳酸菌配合のチョコレートで包んだ人気の商品。チョコレートコーティングされているので、食物由来の乳酸菌(乳酸菌ブレビスT001株)を生きたまま摂ることができる。ミルキーなコク深い味わいに、ザクザクの食感がアクセント。チャック付きなので、持ち歩きにも便利。

「最近、乳酸菌を含むチョコレートが出始めていますが、これはオーツ麦や大豆たんぱく、ライスパフ、アーモンドなどの、ナッツや穀類が入ったグラノラを使っているところが魅力。食物繊維やミネラルがしっかり摂れるため、ほかの乳酸菌チョコレートよりも栄養価が高いと思われます。チョコレートは血糖値が上がりやすくカロリーも高いので、食べるなら日中の食後がベター。私の場合はチョコレートが食べたくなった時、なるべく朝食後に食べるようにしています」

医師:日比野佐和子さん

日比野佐和子さん
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ひびの・さわこ。医療法人康梓会ワイズサイエンスクリニック広尾統括院長、大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学 特任准教授。(財)ルイ・パストゥール医学研究センター基礎研究部アンチエイジング医科学研究室室長。内科医、皮膚科医、眼科医、日本抗加齢医学会専門医。同志社大学アンチエイジングリサーチセンター講師、森ノ宮医療大学保健医療学部准教授などを歴任。現在はアンチエイジング医療における第一人者的な立場として、基礎研究から最新の再生医療の臨床に至るまで幅広く国際的に活躍するとともに、テレビや雑誌等メディアでも注目を集める。医学博士、日本内科学会・日本皮膚科学会・日本眼科学会会員ほか。著書多数。

撮影/黒石あみ

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