『衣類スチーマー』はハンガーにかけたまま衣類のしわやにおいを取り除くスチーマーだ。 2013年の発売以来売れ続け、今年に入り、累計販売台数が200万台を突破した。アイロン台いらずの手軽さと確かな実力を兼ね備えた衣類スチーマーは、意外にも苦戦した前作の“いいとこどり”だった!
自宅ケアの悩みを解決するアイロン
家事の中でも特に面倒なアイロンがけ。アイロン台を出して、霧吹きや当て布を用意して…といった準備もまた面倒だ。また、朝着ようと思った服がシワシワで、とはいえアイロンがけする時間もなく…という経験をした人も多いだろう。それらの悩みを解消してくれるのが、パナソニックの『衣類スチーマー NI-FS540』だ。アイロン台を使わず、ハンガーにかけたまましわを伸ばすことができ、しかもスチームを当てることで繊維の中に入り込んだ汗やたばこ、加齢臭などの気になるにおいを取り除くことができる。
実は20年前まで、パナソニックでは蒸気を利用して脱臭や衣類のしわを伸ばすスティック状のブラッシングスチーマーを販売していた。しかし、「手が疲れる」「時間がかかる」など、手軽に使えないという声が多く寄せられ販売中止になった。そこで、この商品からアイディアとコンセプトを引き継ぎ、改良する形で、新たな衣類スチーマーの開発がスタートした。
形状記憶シャツが定着していた当時、ピシッとアイロンをかけなければならない場面が減る一方で、女性の服はレースやシフォンなど、立体的でアイロンがかけにくい素材のものが増えていた。
アンケートを実施すると、衣類ケアは基本的にクリーニングに出すより、自宅で洗い、アイロンがけをする人が多いことが判明。衣類を手軽に自宅でケアできるものが欲しいという需要が明らかになった。
まず、アイロンがけの煩雑さを少しでも軽減するべく、アイロン本体はしまい込むのではなく、出しっ放しにしていても部屋になじむよう、スタイリッシュなデザインを目指した。アイロン面は衣類にフィットしやすいラウンド形状にし、プレスしにくいフリルやリボンなどの立体的な衣類も手軽にケアできるようにした。また、朝の忙しい時間に使うことを想定し、素早い起動時間にもこだわった。
男性にも左利きの人にも使いやすい
2013年に初期モデル『NI-FS300』を発売すると、大きな反響が寄せられた。そのほとんどが、「手入れが難しかったお気に入りの服も簡単にケアできる」といった、喜びの声だった。
購買層は意外にも男性が多く、2014年5月には、スーツやシャツなどをプレスできるよう、アイロン面をフラットな形状に変更した『NI-FS350』を発売した。今年4月発売の『NI-FS540』は「360°スチーム」を搭載。従来のモデルは右利きの人が使う場合の手の動く範囲を想定して作られていたが、今ではどの角度を向けて使ってもスチームが噴出されるようになり、左利きの人にも使いやすくなった。
また、立ち上がり時間は約30秒から約24秒に短縮され、より手軽にケアできるようになるなど、年々使いやすく進化。気軽に、かつ本格的に衣類のお手入れができる『衣類スチーマー』で、自分らしさをまとうことも可能になったのだった。
【データ】
スチーマーとしてはもちろん、フラットなアイロン面がついており、プレスして衣類をシャキッと仕上げることもできる。オープン価格(実勢価格約1万2000円前後)。カラーはピンクゴールド調とダークブルー。問い合わせは、パナソニック 電話0120・878・691
※女性セブン2018年12月13日号
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