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『オートカールアイロン』(ヴィダルサスーン)なら不器用でも自然な巻き髪が簡単!【美容家電レビュー】

プライベートで人と会うお出かけシーンでは、服だけでなく、髪も巻いて華やかな雰囲気を作りたい。そこで今回、美容家電に詳しいライターの田中真紀子さんに、手先が不器用な人でもキレイな巻き髪を作れる、ヘアアイロンを紹介してもらった。

ヴィダルサスーン『オートカールアイロンVSA-1110』
写真5枚

今回は、小泉成器が販売しているヴィダルサスーンの『オートカールアイロンVSA-1110』。2019年11月に発売された新製品だ。

細めのナチュラルなカールを作りたい人におすすめ

ヴィダルサスーン『オートカールアイロンVSA-1110』で作ったカールの太さ違いを表す女性の髪
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「アイロンに髪を挟んでスイッチを押すだけで自動的に毛束を巻き込んでくれ、キレイなカールヘアが作れます。カールの仕上がりは基本的に細めですが、4秒は32mm相当、8秒は25mm相当、12秒は19mm相当と、秒数(時間設定)によってカールサイズを変えることもできます。簡単かつ自然な巻き髪が作れるよう設定されているので、初心者には本当におすすめ」(美容ライター・田中真紀子さん、以下同)

また、従来モデルの『VSA-1100』に比べ、カールを巻くときの最高温度は230℃から180℃に下がり、より髪に優しい仕様になった。

では、使いやすさやコスパはどうか。5つの視点からジャッジしてもらおう。

【手軽さ】使い方はシンプルで簡単。慣れるともっと楽に!

使い方はとても簡単。特に、アイロンで巻くことに慣れていない人にはおすすめだという。

ヴィダルサスーン『オートカールアイロンVSA-1110』を手に持ち髪の毛を巻き付けている女性
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「作業としては、【1】毛束を取る、【2】アイロン部に差し込む、【3】巻き取りスイッチを押す。この3ステップだけで、毛束がスルスル~ッと巻き込まれ、アイロン部でくせづけをしてくれます。あっという間に巻き込まれるので初めて使うときは軽く衝撃を受けるかもしれません。ヘアアイロンが苦手な人は、『自分で巻くとカールが変な形になる』、『思った方向に巻けない』という人が多いので、その点でも気軽に使えるでしょう」

何も考えずに巻くことができるのは初心者には何ともうれしい。重量感も、前回モデルの540gから410gと軽くなった。ただ、こんな側面も。

「毛束が多すぎると巻き取れないため、適正な毛束の量がつかめるまではエラーを繰り返すかもしれません。また、少しずつ巻いていくため全体を巻くのに時間がかかり、いくら軽量化したとはいえ腕が疲れてくるのも難点。疲れない角度を見つけるのがコツですね」

最初は大変だが、慣れてきたら単純作業の繰り返しで楽に巻ける。ここぞという日に失敗しないよう、事前に何度か練習しておくといいだろう。

【使用感】仕上がりは細めのゆるふわウェーブに

ヴィダルサスーン『オートカールアイロンVSA-1110』で作ったカールヘアの女性
写真5枚

ヘアアイロンによって仕上がりのカールは“細め”か“太め”かに分かれるが、同製品は、基本的に“細め”。

「仕上がりはくせ毛風のゆるふわウェーブになり、“いかにも”なカールが苦手な人にもおすすめです」

【意外性】巻き慣れている人には使いづらい

意外性は、なんといっても自動で髪を巻きつけてくれる機能。

「自動巻き取り系のヘアアイロンやドライヤーは種類が少ないだけに、初めて使う人は驚くと思います。特にヘアアイロンが苦手な人には一度試してもらいたいですね。逆に、普段からヘアアイロンを使いこなしている人には、思ったカールが作れず自由度が低く感じてしまうかもしれません」

【時短】少量ずつ巻いていくため、思ったより時間がかかる

自動で巻きつけてくれる分、時短になるかと思いきや、そうでもないという。

「少量の毛束をくせづけしていくので、何度も巻きつける必要があり、髪の毛の量が多い人ほど時間はかかってしまうでしょう。少なくとも私は、太いヘアアイロンでザクザク巻きつけるタイプなので、普段から時間をかけていない分、ちょっと時間がかかるように感じました」

【コスパ】オートヘアアイロンの中でもリーズナブルな価格設定

家電量販店の実勢価格では、7000円台。手動のヘアアイロンとそう変わらない価格帯だ。

ヴィダルサスーン『オートカールアイロンVSA-1110』の黒
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「種類が少ないオートヘアアイロンの中でも、この機能で1万円以下というのはリーズナブで、“高コスパ”だと思います」

髪を乾かしたりヘアセットしたりするドライヤーとは別に、巻き髪専用のアイロンとして1本持っておくと重宝するかも。

【データ】
小泉成器
ヴィダルサスーン『オートカールアイロンVSA-1110』
販売価格:7670円(税込) ※2019年12月17日現在の実勢価格
販売場所:家電量販店、Amazon、楽天市場など

この人に聞きました:田中真紀子さん

美容家電に詳しいライター。雑誌やウェブなどの多くのメディアで、新製品を始めとするさまざまな美容家電についてレビューを執筆している。1児の母として、慌ただしい生活でも手軽に使えてキレイになれる美容家電を日々研究中。

取材・文/桜田容子

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