
いちご大福といえば主役はいちご。だが、本特集で紹介するいちご大福は、餅も餡も主役級のおいしさだ。
大谷似翔平とデコピン(?)が紹介
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正統派いちご大福
餅生地や小豆、中身のいちごまで、素材を厳選。昔ながらの大福餅を愛する人も、いちご好きの人も大満足のおいしさ。
【SELECT1】越後鶴屋 『一期大福』
つぶ餡がずっしり入った重厚感ある大福 『一期大福』(380円)。
できたて、つきたて、無添加の餅を使った「おもちやさん」で知られる名店。粘りや風味、甘みのある餅は新潟のこがね餅を使用。北海道産の大納言小豆で炊いたたっぷりのつぶ餡が、とちおとめをしっかり包む。6月末まで販売予定。
◆越後鶴屋
住所:東京都杉並区松庵3-38-20
【SELECT2】麻布昇月堂『いちご大福』
なめらかな羽二重餅を使用した『いちご大福』(440円)。

大正時代創業の老舗店。十勝産の小豆で丁寧に炊いたこし餡とあまおうを包むのは、なめらかでやわらかい食感が特徴の滋賀産・羽二重餅。4月末まで販売予定。
◆麻布昇月堂
住所:東京都港区西麻布4-22-12
【SELECT3】七里香『いちご大福』
糖度控えめで素材本来の甘みをGET!

大ぶりないちごはその時期旬の品種を使用。つきたての「こゆきもち」は甘みをいかすため砂糖を一切加えず、自家製のこし餡も糖度を抑え上品な味わいに。『いちご大福』(432円)は5月末まで販売予定。
◆七里香
住所:東京都新宿区早稲田鶴巻町111

【SELECT4】御菓子司 翠江堂本店 『苺大福』

『苺大福』(280円)は、厳選の大粒いちごとあっさりと炊き上げたこし餡、薄くてやわらかいお餅の三位一体のバランスを大切にした逸品。通年販売。
◆御菓子司 翠江堂本店
住所:東京都中央区新川2-17-13
【SELECT5】大角玉屋本店 『元祖いちご豆大福』
塩気のある赤えんどう豆がアクセント

1985年に日本で初めていちご豆大福を作り、いちご大福ブームを起こした元祖和菓子店。『元祖いちご豆大福』 (356円)は、餅生地に練り込まれた塩気のある赤えんどう豆が、いちごの甘さを引き立てる。通年販売。
◆大角玉屋本店
住所:東京都新宿区住吉町8-25
変わり種いちご大福
見た目や材料、製法がユニークで、手土産にもおすすめないちご大福。もちろんおいしさも一等級。
【SELECT6】果匠 正庵 『いちご大福』
「いちご・餅・餡」の三重奏を一口で。

小ぶりないちごを2つ入れているのは、「いちご・餅・餡」の絶妙なバランスを一口で味わえるようにという店主のアイディア。酸味と香りのあるその時期旬のいちごを使うことで、飽きのこない甘さにファンも多い。『いちご大福』(405円)は6月末まで販売予定。
住所:東京都渋谷区広尾1-9-20
【SELECT7】和洋菓子 EDO USAGI『妖怪★いちご大福(白餡・こし餡)』
食いしん坊な妖怪をモチーフ。

食いしん坊な妖怪がぱくっといちごを食べたような、ユニークな大福。北海道産小豆生餡を使ったこし餡は、大福に合う甘さに調整。白餡は隠し味に練乳を入れて仕上げている。白餡は6月頃まで、こし餡は通年販売予定(1個360円)。
◆和洋菓子 EDO USAGI
住所:東京都荒川区西日暮里2-14-11
【SELECT8】reverenceシャンパン いちご大福WEB本店『シャンパンいちご大福』
「シャンパン×いちご」のマリアージュが新鮮。

冷やして食べるいちご大福。中心をくり抜いたいちごにモエ・エ・シャンドンのシャンパンジュレを入れ、和菓子の名店「赤坂青野」のこし餡で包んだ。口に含んだ瞬間、シャンパンといちごの酸味がシュワッと溶け合う。『シャンパンいちご大福』(6個入り8640円)は通年販売。
◆reverenceシャンパン いちご大福WEB本店
https://www.ichigodaifuku.shop/
【SELECT9】富久屋『プレミアム いちご大福』
大ぶりないちごを、白餡と求肥餅で優しくホールド。

餅がうっすらピンク色に見えるのは、求肥餅にいちごの果肉を練り込んでいるから。毎朝契約農家から届く2Lサイズの大粒いちごを、白餡が優しく引きたてる。『プレミアム いちご大福』(1個380円)は5月上旬まで販売予定。
◆富久屋
住所:埼玉県東松山市松本町2-8-7
【SELECT10】吉岡製菓 『ルビーのいちご』
宝石のような高級感に圧倒。

最高級の国産いちごを五層構造で包み、外側の求肥餅は米粉でツヤを出したみずみずしい大福。プルンととろけるような食感もインパクト大。『ルビーのいちご』(6個入り4212円)は5月末まで販売予定。
◆吉岡製菓
住所:島根県出雲市斐川町荘原3940
※価格や販売期間など商品情報は2025年4月21日時点。今後変更になる可能性があります。
撮影/玉井幹郎 スタイリング/夏井景子 取材・文/桜田容子 協力/エムドッグス
※女性セブン2025年5月8・15日号