おでこのシワが気になって、前髪をアップにしたヘアスタイルを避けている、という人もいるはず。このシワが薄くなれば、髪形やおしゃれをもっと楽しめるのに…。
そんなお悩みを、リンパマッサージで自身も15kg以上の減量に成功した、ボディメンテナンスセラピストの久優子(ひさし・ゆうこ)さんが解決してくれる。
体痩せだけでなく小顔マッサージも提案している久さんの最新著書『1日1分で顔のかたちまで変える! 奇跡の小顔マッサージ 1週間レシピ』(宝島社)では、寝る前に行う16ステップのマッサージを紹介している。顔のむくみの原因となる老廃物を、リンパマッサージのメソッドで首下までしっかり流すので、続けるほどに小顔に近づくことができるという。
リンパがきちんと流れると小顔になるだけでなく、老け顔の改善にも。そこで、久さんにおでこのシワを目立たなくする緊急ケアを教えてもらった。
頭皮マッサージでおでこのシワをケア
【1】手を軽く握り、第二関節を耳の上の生え際にあてる
【2】おでこの上に向かって拳をギザギザと動かしながら、第二関節で生え際に沿って頭皮を刺激する
「おでこにしわができるのは、頭皮とおでこの筋肉が凝り固まっているから。頭皮との境目にあたる生え際をほぐすことで、おでこの皮が頭皮側に引っ張られて張りが出てくるのです」(久さん・以下「」同)
おでこの筋肉をほぐす
【1】みけんのやや下に第二関節を当てる
【2】眉やみけんのコリをほぐすことを意識しながら、顔を前後左右に動かす
「おでこのしわを薄くするには、その上下にある頭皮と眉周りをほぐすことが必要。1日中使っている目の周りは緊張しやすい部分です。その周辺を刺激することで血行が促進され、おでこの弾力も取り戻しやすくなります」
顔と1枚につながっている頭皮が硬くなると、顔にも影響が現れるそう。シワやむくみのない小顔を目指すには、頭皮を柔らかく保つことが重要と言える。
「シャンプーの前に、指で頭皮を動かしたり、第二関節で頭皮マッサージをしたりするのもオススメです。頭皮の血行がよくなることで、くすんだ肌も明るくなりますよ」
速攻ケアはもちろん、シャンプー前のひと手間で美に近づけるというから、おでこのシワが気になる…という人や、今から対策を立てたい人はトライしてみて。
撮影/HITOMI KAMATA 取材・文/横山由希路
監修:久優子さん
ひさし・ゆうこ。1974年生まれ。ボディメンテナンスセラピスト、美脚トレーナー、完全紹介制のボディメンテナンスサロン「美・Conscious(コンシャス)~カラダ職人~」代表。脚のパーツモデルをへて、ホリスティック医学の第一人者である帯津良一医師に師事。予防医学健康美協会、日本リンパセラピスト協会、日本痩身医学協会で認定を受け、講師としても活動する。『押したら、ヤセた。』『やせたいところから最速でやせる!久式リンパマッサージ』(共に宝島社)など著書多数。
●運動なしで15kg以上痩せた専門家が教える顔痩せの極意&リンパを流す3つの小技
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