都心では春の陽気になる日があるなど温かい今年の冬。芸能界の美女たちは、寒色やブラウンなど抑え気味なカラーではなく、ド派手カラーで魅せている。少なめの配色でガツンとインパクトを与える彼女たちのファッションをチェック!
多部未華子 上下赤にはくどくならないポイントが
2月15日に公開される映画『トラさん〜僕が猫になったワケ〜』の完成披露舞挨拶に登壇した多部未華子。
同作は板羽皆氏による漫画を原作とした映画で、主演はKis-My-Ft2の北山宏光。売れない漫画家の高畑寿々男(北山)が、事故に遭い死んだあと猫として蘇るストーリーで、多部は寿々男の妻・奈津子を演じている。
登場した彼女は、ハイネックのブラウスと赤いチェックスカートという上下赤の組み合わせ。チェック柄で赤のくどさを和らげ、アクセントには黒のパンプスをチョイスした。(1月26日)
MEGUMI ベルベットの黒は光沢がカギ!
若手映画監督による5作品の「合評上映会」にMEGUMIが登壇。彼女は上映作の1つ『くもり ときどき 晴れ』(板橋基之監督)で主演を務めている。
黒いベルベット素材の花柄ワンピースを着たMEGUMI。靴やベルトも黒で統一し、上品な雰囲気に。ベルベットの光沢が照明によりさまざまに変化し、コーディネートのポイントになっていた。
『くもり ときどき 晴れ』は、生き別れた父から生活保護扶養照会の手紙が届いたことを機に、父に会いに行く物語。彼女は「いつか向き合わなきゃいけないテーマがここにある」と作品をアピールした。(2月5日)
稲森いずみ 優しい色合いでまとめる上級テク
直木賞受賞作家・井上荒野氏による『それと愛とまちがえるから』が、WOWOWプライム(2月9日スタート、毎週土曜日22時放送)にてドラマ化。結婚15年目で悩みを抱える夫婦の日々を、笑いあり涙ありで描く本作で、主演を務めるのが稲森いずみだ。
完成披露試写会で稲森は、台本20ページ分のシーンをワンカットで挑んだことを明かし「久しぶりに心臓がバクバクしました」とポツリ。さらにタイトルにちなみ「最近、間違えたことは?」との質問では、「シャンプーとボディーソープを間違えました」とかわいい失敗も披露した。
ライトベージュのワンピースに、アイボリーのロングカーディガンを合わせたコーデは、優しく柔らかい印象。淡い色だけではまとまりづらい着こなしを、シルエットをシンプルにしたことでスッキリまとまっている。(2月5日)
仲里依紗 インパクトしかない変形ファッション
稲森と同じく、ドラマ『それを愛とまちがえるから』(WOWOWプライム)に出演する仲里依紗は、「オレンジ×グレー」の変形ワンピースで登場。
足元はメタリックなブルーのブーツを合わせる独創的なコーデで報道陣を驚かせた。前髪をオールバックにしたヘアスタイルも、奇抜さを引き立てた。
そんな彼女は、「最近、間違えたことは?」に対して「不在票によく『仲里』って書いてあって」と、名前を“間違えられた”エピソードを披露。「私は『仲』です!」と念を押しアピール。彼女らしいコーデは自身を印象づける作戦?(2月5日)
柴咲コウ 貝柄のオールインワンは唯一無二!
柴咲コウは、出演映画『ねことじいちゃん』(2月22日公開)の完成披露試写会に出席した。
本作は、立川志の輔の初主演作で、妻に先立たれ猫との暮らしを生きがいにする大吉(志の輔)の物語。柴咲は、都会から移住しカフェを開く、美智子を演じている。
赤い貝柄がデザインされたオールインワンを着こなした柴咲。
上半身部分の後ろ身頃だけ黒というデザインで、袖のカフスも特長的な一着だ。石が連なったイヤリングにも赤が入っており、統一感アップ!(2月5日)
撮影/小彼英一、高柳茂