授賞式シーズン到来――さまざまな賞をゲットした女優たちが晴れ舞台のために選んだドレスを並べてみると、実にゴージャス! ステージ映えを考えたビッグシルエットが多く、ディテールに最旬トレンドを上手に取り入れ、個性豊かなドレスアップ姿で会場を沸かせた。
永野芽郁(19)
『エランドール賞』新人賞を受賞した永野は、透ける素材に色とりどりの花と鳥を描いた絵画のようなドレスをチョイス。『半分、青い。』(NHK連続テレビ小説。放送終了)に出演できたことを「大きな作品に出られたことは、誇り」と語った。
安藤サクラ(32)
映画評論家らが選考委員を務める『キネマ旬報ベスト・テン』(2月10日開催)で、夫・柄本佑(32)と揃っての主演男優、主演女優賞を獲得した安藤。レースとプリーツの2大トレンドをデザインに取り入れた、ちょっぴりセクシーなサテン地のドレスで登壇した。
井川遥(42)
3色の大胆な切り替えが印象的なドレスで、アラフォーの大人な魅力を漂わせた井川。『エランドール賞』授賞式のお祝いゲストとして登場したのだが、ファッションアイコンとしての存在感は「さすが!」の一言。
新垣結衣(30)
『ブルーリボン賞』の授賞式。去年の主演女優賞を受賞した新垣は、フリル使いのルーズシルエットのドレスで司会を務めた。主演男優賞に輝いた舘ひろし(68)が登壇したとき、ハプニングが起きた。12年前にドラマで父と娘を演じた2人。ガッキーが「パパおめでとう!」と祝福すると、舘が突然のハグ。ダンディーな対応で盛り上げた。
松岡茉優(23)
映画、ドラマで活躍した人々に贈られる『エランドール賞』(2月7日開催)新人賞を受賞した松岡。流れるようなシルエットのロングドレスのボリュームとは対照的に、キュッと結んだヘアスタイル。ノーアクセの潔さがおしゃれ感度の高さを表現していた。
葵わかな(20)
この女(ひと)のイメージといえばやっぱり「白」。地模様でボタニカル柄を織り出したヘビーシルクの布地にイレギュラーな裾が特徴のドレスをチョイス。松岡、永野と共に『エランドール賞』新人賞に輝いた。
門脇麦(26)
豪華なレースをふんだんに使ったブラウスと、プリーツのオーバースカートの下にミニスカートを組み合わせ、健康美を誇示した門脇。東京映画記者会が選考する『ブルーリボン賞』(2月6日開催)主演女優賞に輝き、初々しい喜びの表情を見せた。
撮影/平野哲郎、矢口和也
※女性セブン2019年2月28日号