健康・医療

便秘解消で痩せる!最強の味噌汁ダイエット|旬食材の簡単レシピを紹介

自律神経や腸内環境を整えることで、ダイエットにも有効な「長生きみそ汁」。バラエティー番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)では、東尾理子さんが、1日1杯を10日間続けて約3kgの減量に成功した。

『医者が考案した「長生きみそ汁」』書影

これは、自律神経と腸について研究を重ねてきた順天堂大学医学部教授の小林弘幸さんが考案したもの。50万部を突破した小林さんの著書『医者が考案した「長生きみそ汁」』(アスコム)に掲載されたたくさんのレシピの中から、ダイエットにつながる効果が期待できるレシピをピックアップして紹介。作り置きできる「長生きみそ玉」を活用して、毎日の食事に取り入れてみて。

■「長生きみそ玉」のレシピはコチラ

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キャベツと桜えびのみそ汁

桜えびときゃべつの味噌汁
写真1枚

美肌効果のビタミンCがみそ汁に溶け出す。疲労回復、便秘解消に効果的なみそ汁。1人分あたり69kcal、食物繊維量は2.7g。

《材料》(2人分)
長生きみそ玉…2個、桜えび…大さじ2、キャベツ…大4枚、しょうが…1かけ

《作り方》
【1】キャベツは4cm幅のざく切りにする。しょうがはせん切りにする。
【2】鍋にしょうが、水300ml(分量外)を入れ、ふたをしてひと煮立ちさせる、キャベツを加え、しんなりとするまで3~4分加熱する。
【3】火を止め、みそ玉を加えて溶かす。桜えびを散らし、好みでこしょうを振る。

キャベツの外側の葉や芯の部分にビタミンCやカルシウムが多く含まれる。なお、桜えびは牛乳の約6倍のカルシウムを含むほか、タウリンやDHAが豊富。なるべく無添加のものを選んで。

【コラム】みそに関する素朴な疑問

Q.みそは塩分が高いと聞きますが、飲みすぎても大丈夫?

A.毎日飲んでも問題ありません。
高血圧の人は、塩分の取りすぎに注意しているでしょう。しかし、湯で溶いて摂取するみそ汁では、1杯あたりの塩分は約1.2g。これに対し厚生労働省が定める1日あたりの塩分摂取量の目標値は、男性で8g、女性で7g。まず心配いりません。

さらに、みそやりんご酢には利尿作用があるカリウムが含まれているため、塩分を体内にためず、排出しやすいとも。極端に飲みすぎなければ、問題はありません。ただし病院に通っているかたはお医者さんと相談してください。

写真/長尾浩之

【データ】
『医者が考案した「長生きみそ汁」』(アスコム)
http://www.ascom-inc.jp/books/detail/978-4-7762-0995-9.html

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