日々の生活の中で自炊を心がけていても、どうしても外食になってしまう日もある。それなら少しでもヘルシーなものを選びたい。
ファミリーレストランの「デニーズ」はそんな健康志向の高まりに応えて、3月12日にスタートした春メニューから野菜や食物繊維を重視した料理を提供している。さらに、これまでのカロリーや食塩相当量の表記欄に、食物繊維量と糖質量の記載をプラス。ダイエッターもメニューをチョイスしやすくなった。
新メニューには、『ロメインレタスの焼きサラダ』(970円税込/782kcal/食物繊維314.3g/糖質60.7g)や『いろいろ野菜とお豆の食べるスープ』(376円税込/124kcal/食物繊維3.9g/糖質12.1g)など、野菜が主役のサイドメニューが加わったほか、主食系メニューも充実。
そこで、ダイエット中に選びたい、糖質少なめの野菜たっぷりメニューと食物繊維が豊富で腸活に期待できそうなメニューをピックアップ。
糖質少なめ新メニュー
20品目以上の素材が一皿につまったサラダは、メインの国産野菜に、ビタミン、ミネラルが豊富なケール、五種豆や五穀をプラス。さらにお肉も乗って190gと、1食には十分なボリュームといえそう。
「4種チーズのシーザー」「にんじん」「特製ヴィネグレット」「ごま」の4種から選べるドレッシングは、93kcalの「にんじん」が一番ヘルシー。また、糖質量を重視するなら、0.9gの「特製ヴィネグレット」がオススメ。
しっとり柔らかく仕上げた国産ハーブ鶏の胸肉をオンした、『ハーブ鶏のローストチキンとケールのサラダ』は、たんぱく質をたっぷり摂ることができそう。
156kcal、糖質量10.7gと一番低カロリー、低糖質なのが『ローストビーフとケールのサラダ』。食べすぎてしまったあとのリカバリー食や、飲み会などに備えた軽めのランチにもいいかも。
大きな生ハムがインパクト大の『生ハムとケールのサラダ』。こちらは、もも肉の生ハムなので、肉の旨みを味わうことができるとか。
また、「PREMIUM(プレミアム)パワーサラダ」(1024円税込/489kcal/食物繊維4.4g/糖質15.2g)は、チキン、ビーフ、ポーク(生ハム)のお肉3種がたっぷりのっていて総重量は約300g。たんぱく質や鉄分などの栄養素をしっかり摂りつつ、お腹も満足しそう。
食物繊維たっぷりヘルシーメニュー
やっぱりお米が食べたい、という人にもうれしいのが、十六穀米のメニュー。白米に、もち麦、黒米、もちあわ、ひじき、枝豆、油揚げを入れて炊き込むことで、通常の白米と比べて糖質を約3分の1カット。さらにプチプチ食感も楽しい仕上がりになっている。
十六穀米を使ったメニューの中でも、一番多いレタス7個分の食物繊維を摂ることができる『十六穀米のベジタブルカレー』がイチオシ。ブロッコリー、ぶなしめじ、なす、にんじんがゴロゴロと入って食べごたえ◎なうえに、500kcal以下なのがうれしい。
そして、つい食べたくなってしまう揚げ物も『チキン南蛮と十六穀米のサラダごはん』なら、480kcal。脂質が14.8gと、意外に低めなのがうれしい。このほか、『十六穀米の和風ロコモコごはん』もラインナップしている。
身近にあって利用しやすいファミレスなら、疲れて料理をサボりたい…なんていう日も活用しやすい。自炊が続かず食事制限ダイエットに挫折してきた、という人の味方にもなってくれそう。
【データ】
デニーズ
https://www.dennys.jp/
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